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マーケティングリサーチを行う際、調査票を作りますが、
この調査票の作成は意外と難しいものです。

掲題の言葉は1つの質問に対して2つ以上の質問や論点を含む質問のことです。
コレがあってはなぜダメなのか?

デザインについての評価を得たいのに、質問できる設問数を節約したいためにこんな質問票を作成した場合は、
正確な意図が汲み取れない。

Q あなたは●●という携帯電話をお持ちですが、そのデザインや機能に満足していますか?

・非常に満足している
・まあまあ満足している
・どちらともいえない
・やや不満
・非常に不満

これは完全にNG。

なぜなら、回答する側は、デザインについて回答すればよいのか機能に関して回答すればよいのか分からない。
結果、適当な回答をせざるを得ない。

また、この結果を受け取った側は、1つの設問で、デザインと機能の両方について聞いているので、
調査結果をどのように判断すればよいのかわからない。

不毛な設問以外の何物でもない。

なら正確にするならどうすればよいか?
分けるならば以下の2通り。

1、設問自体をデザインと機能の2つに分ける
2、マトリクス形式で聞く

1は言葉の通り。デザインを先ず聞き、機能に関しても同じ質問をする。
2は表形式で聞くということ。具体的には以下。

あなたは、●●という携帯電話をお持ちですが、そのデザインや機能について満足していますか?(SA:単一回答)

                      デザイン                機能
・非常に満足している          ○                   ○
・まあまあ満足している         ○                   ○
・どちらでもない             ○                   ○
・あまり満足していない         ○                   ○
・非常に不満               ○                   ○

のような形だ。

調査票の作り方によっては、全く科学的な裏づけがない調査票になってしまう場合がある。
ぜひ、慎重になって作成をしたいもの。