マックからマックへ 原田泳幸氏
マックからマックへ。
彼は、アップルコンピュータを再生させた。
そして、今度はマクドナルド。
そして、これも再生させた。
アップルコンピュータに就任したのは、Windows95が出た直後だ。
アップルの業績が悪いのは、内部的な問題だ。
私は1年で立て直す。
こういって実行を行った。
販売店とのリベートが多くあったため、流通チャネルを改革した。これが今の基盤となった。
販売代理店の数を100→5へ。
その他、ブランディングを精査し、今は銀座にマックの直販店を出すなどになった。
iMacのブランドが登場したのは、その後で投下された。
マクドナルドは、
デフレ時代に、100円バーガーを出し、他社を圧倒した。
しかし、デフレは一向に回復しない。
次第に、赤字に追い込まれていった。
こんなときに、またもマクドナルドへ原田氏は転職した。
まず手をつけたのは、ハンバーガそのもの。メイドフォーユー(made for you)という手法であるが、これはできたてを出す。
これだけのこと。しかし、顧客を待たすことになり得ないだろうか?
これに対応するために、パン焼き機の仕上がりの時間を短縮する事を行った。
これを基本に、作り置きを一切なくし、ブランディングを強化したのだった。
レストランの基本QSC。
これを超えることをすればレストラン業は儲かる。
原田氏はこれを考え、ボトルネックについてはほぼ考えることをしなかった。
ポライトにディベート。
相手を思いやりながらディベートする。これを社員に話しているという。
お話を聞いていると、原田氏はあるべき姿をあるべき様にするだけ。
これだけを行っているように思う。
日本のアルバイト人数は260万人。マクドナルドは、13万人。
約10%だ。
ここで面白い話がある。
若いアルバイトばかりの店よりも、年齢が高いお爺さんお婆さんがアルバイトでいるような店舗の方が定着率がいいという。
このエッセンスはどこにあるのだろうか。
また、キーポイントになるのは、
お客さんの期待を超えるものが売れる。
これを原田氏は、ライフスタイルの提言だという。
リサーチや調査のようなもので出てくるわけではない。
自分の信じた未来を、検証するためにリサーチがあるのであって、それらはあくまで二次元的なものだと。