CIとVI
マーケティング上煮詰まった時に、深く考えたことがあります。
CIとはコーポレイトアイデンティティーの略ですが、企業の考え方やスタンスを表現する方法の1つとして理解されているかと思います。
最近は言われなくなりましたが、これと同じく考えられるのがVIでビジュアルアイデンティティです。
ビジュアルで考え方を表現したもので、CIだけでなくプロダクトにも生かされています。最近はCIと同じ意味合いで使われているケースが多かろうと思います。
CIでよく言われるのが一目で「あの企業だ」と認知される事が主たる役割になっているかと思います。
ブランド戦略の一環になりますが、これが大変難しい。
マーケティング活動における認知力の向上とは全く異なり、企業スタンスを印象でアピールすることになりますので、安直の扱うと思いもよらない事を顧客側でイメージされてしまいます。
難しいのは、表現される要素がフォントと色というきわめてシンプルな要素で成り立っていると言う事です。この2つの要素に対して、多くは小さなスペースに自社のスタンスと文化を凝縮させなければいけないからです。
ちなみに、デザイナーにこれらを依頼するときはこれらに精通しているデザイナーを選択する必要があります。費用はフリーの方でお願いする場合でも100万円前後。事業規模が中の上くらいになると表現のために考慮しなければいけない部分もありますので、数百万程度になります。
まず、その企業の事業内容~文化、今後の目指す方向性、営業面でアピールしていきたい事などなどを調べるため、事前ヒアリングと業界調査を行うのが通常です。
発注側でこれらの事があまり固まってしまう場合、数ヶ月もかかってしまうようです。
個人的には、企業のオフィシャルサイトはCIに属すると考えています。
その企業に直接接触するタイミングとして、ファーストアプローチがWebサイトであることが非常に多いからです。
当社では、コーポレイトカラーとして鮮やかなオレンジを採用しています。
オレンジから人が持つ意味合いは「期待や希望」です。
当社はWeb事業ですが、発注者が外注先を探す時にうまくキャッチアップできるように考えられています。
外注先を探すとき、この企業ならやってくれるのではないか?という所に発注しやすいです。
もちろん、最終的にはそれだけではありませんが、ファーストコンタクトのイメージとして
「やってくれるのではないか?」という期待をうまくキャッチアップできるよう考慮しています。
CIを考える時、近い未来の事を考えるより、自社をこういう風に思われたい、こういう風にありたいなどを、1度わがままに考えておいたほうがよいと思います。意外と自身の潜在的なものが出てくるものです。数年に1度あるかないかの仕事ですので、ぜひ熟考されてから製作に移られた方がよいかと思います。