基本
ビジネスの基本と呼べるべき物。
それはどの会社にもおおよそあるであろう、社訓や行動指針の類です。
代表者のイメージしている組織の姿として、こういうときにはこう。
ああいうときにはこう。
というようなイメージを社員に伝えるには一言ではなかなか伝えづらい物がある。
そこで、簡便に伝える事ができるのが社訓や行動指針の類です。
ただし、本来の意味でいうと経営者自身も様々な情報の中から本当の物を見つけだし、
何にも材料がないところから決断をしていなければならない中、
本当に活用しているのは、経営者自身かもしれません。
私自身も会社を設立する際に、立場が変わり、見られ方も変わった事で、
こういった物があることは非常によい事だと考えています。
あくまで価値ですので、これを社員に無理矢理言わせたりすることに意味はありません。
価値に相当する自分を作り込んでいき、難しい局面でもより確度の高い判断ができるために
心の中で気にしておく物だと思います。
1990年代にご活躍された、電通の吉田秀雄氏が定めた行動指針が
非常に見事な物でしたので、ご紹介したいと思います。
これは「鬼十則」と呼ぶそうです。
「鬼十則」
1)仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2)仕事とは、先手先手と働き掛け、受身でやるべきではない。
3)大きい仕事」と取り組め。小さい仕事は己を小さくする。
4)難しい仕事をねらえ。それを成し遂げるところに進歩がある。
5)取り組んだら放すな。殺されても放すな。
6)周囲を引きずり廻せ。引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地の差が出来る。
7)計画を持て。長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と正しい努力と希望が生まれる。
8)自信を持て。自信がないから君の仕事は迫力も粘りも厚みすらもない。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って一分の隙があってはならぬ。サービスとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと、きみは卑屈未練になる。
私にとっては大変、重要な要素がここに書かれていましたので、
この概念を念頭に置いています。
ところが、Webページを探しているうちに面白い物を見つけました。
「裏鬼十則」
「裏十則」
1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事はおのれに責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実を語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。
http://vitamin.staba.jp/archives/000223.html
裏と表の概念。
組織が表を実践することを推奨している雰囲気作りができていないと表が裏になる。
私自身は表の方をあたりまえだと考えていますが、
裏も事実ですので、大変怖い一面です。
このような組織にならないよう、気をつけなければと思います。