親が耄碌して、

自分が今まで避けてきた

親の介護問題。


それに伴う相続対策。

考えただけでも頭が痛い。


で、他人の相談なら

いろいろ頭を巡らせられるけど

自分の事となると、

てんでダメだとわかる。


ともあれ、

これから来るべき

親の介護、そして延長にある相続。


それらをどう捉えて行動したらいいか?

全く考えた事もなかった。


また、幸か不幸か、

周りで介護にあたる人もいなかった

から、想像できないことも

無理からぬ事で。


昨日から入門書というか

どう相続対策を考えたらいいか

あまりにも自分の認識の甘さを

反省するばかり。


しかし、入門書とはいえ

少し方針が見えてきた。


幸い、親が認知症にはなってない。

だから、認知症前だから、

対策ができるといえる。


まず、いかに穏やかに

暮らせるか。


親の生活を別にしてきたが、

今後は、一緒に生活する。


しかも、大半を田舎、

たまに東京の往復。

そうなるだろう。


残念ながら兄弟仲は疎遠

だから、自分1人で

解決するほかない。


まず、認知症になる前に

やるべき事。


1.妻と私の両親を普通養子縁組させる。


2.両親の財産管理をするために、両親の財産を把握すべく財産目録を作成する。


3.家族信託契約について両親と話しあいをする。その際、任意後見契約も検討する。その後、公正証書にする。

任意後見契約で気をつける事は、その後の銀行口座を作るためにはねられないものを作る必要がある。

家族信託契約を結ぶにあたって、税金問題について税理士のアドバイスをもらう。

また、不動産に信託登記を要するため司法書士と相談する必要もあると思うが、自分で法務局に相談して、とりあえず自分で登記はする方針。ダメなら司法書士に頼む。


4.両親に遺言書を書いてもらう。公正証書にする方針でいるが、書籍のアドバイスによると、自筆証書遺言でかまわんとするものもある。

が、相続に自筆証書遺言だと、家庭裁判所の検認が面倒だから、公正証書遺言の方がいいかなと。

ただ、公正証書遺言にする場合、遺留分を無視したものは、どうも公証人が作成してくれなさそうな雰囲気がありそうだから、遺留分に配慮したものを作る必要はある。


ここでもう一つ気をつける事として、生前贈与をどの程度考えたらいいか。


とりあえず、今後の手続きの流れとして、

1から4で、進めていく予定。




そして、とりあえず、ざっくりと

一般書籍で、流れを把握したら、

家事信託契約を親と結ぶにあたって

契約書の作成について、これは専門書が不可欠だから、Amazonで注文した。


家族信託契約書を自分で作るか、

どうするかは、弁護士と話した上で

検討する。


ただ、よくある話らしいが、

不勉強の素人が、契約書もどきを作成しても、

肝心の銀行口座を作る段階で、

銀行から断られるものがあるという。


他にも作成にあたっての法的注意点を

理解するために、まずは実務書をさらりと読んで把握するところから始める。


いずれにしても、親が認知症の危険に

あることは間違いない。


母親とこれらのことは、電話で話したところ、

養子縁組にしても、家族信託契約にしても、

自分に任せるといってくれたから、なんとかせねば。


また、裁判所の選任する後見人では、

こちらで財産を把握しにくいし、

何より他人に財産をいじられるのは、

煩わしい。


だから、任意後見契約も場合によって、

必要になると思う。


いずれにしても、諸々の事がからむから、

しばらく頭が痛い事に変わらないと思うんだが。


税理士にしろ、弁護士にしろ、

専門家と話す前に、何を質問したらいいか?

自分が把握できてる事と、できてないことを

自分が理解してないことには、

相談に乗ってもらう側も困るだろう。


そのために、自分で勉強するしかないなと。


他人に全ての判断を委ねるということは、

他人から騙されても文句は言えないと思ってる。


だから、少しでも危険を回避をするために、全て他人任せはダメと思ってるんだ。