★「自分のやりたいことがわからない」その心理と、そうなる理由 | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

「自分のやりたいことがわからない」という方は、けっこう多いようです。

 

世の中には、好きなことを一所懸命し、なしとげることがすばらしい、という空気があります。

 

夢を追って闘っているマンガの中のヒーロー、
甲子園を目指して、日々努力している高校球児、
社会の為に、我が身を惜しまず働いている職業の人たち、
過疎に悩む村を盛り立てようと、色々考えてがんばるお年寄りたち…。

 

「好きなことだからがんばれる」

 

大きな困難や苦労があっても、負けずに立ち向かい、努力する人たち。
そのようなものに私たちは感動するし、すばらしいことと評価します。

 

しかし、「自分にはその好きなこと、やりたいことが分からない…」
としたら、そこに焦りが生まれる人もいるでしょう。

 

“何も本気でがんばってない自分の人生は、充実感もなく、おもしろくもない”
“困難に立ち向かうことなく、逃げてばかりの自分に対する情けなさ”

 

なぜ、やりたいことが分からないのか?
多くの場合、“親が支配的である”等の
生育環境が関係しています。

 

 ---▼ 熱中できるものがない、その原点 ▼---

 

子どもの頃に、やりたいことをしようとする。

周囲の大人から、「危ないからやめなさい」と注意されたり、
「もっと他にやることあるでしょ」と親の意に沿わないことを制止されてきた

それでも逆らって、失敗した場合、
「ほら、言ったとおりでしょ」と責められ、怒られた

 

 ---▲---

 


そのような生育環境では、新しいことに挑戦するのが怖くなり、
~したいという感性を低下させていきます。

 


 ---▼ 服従モード ▼---

 

新しい挑戦には失敗がつきもの

失敗したら叱られ、自分の選択を責められるのが怖い

「望みを持つと否定される」と思うと苦しくなる

望みを持たないようにして苦しさを乗り越えようとする

感受性を低下させる

やりたいことでも、挑戦するのを無意識に避けてしまう

親の奴隷となってしまった

 

 ---▲---

 


生育環境により、
自分のやりたいことにフタをするクセがついてしまうのです。

中には、反抗するクセがつく人もいます。

 


 ---▼ 反抗・自爆モード ▼---

 

支配的な親などに反発

自分の選択を否定されてきたため、したいことに挑戦するのが怖い

反抗的なの性格となっていき、周囲との軋轢を生む
↓ ↑
↓ ↑(ループ)
さらに反発する

反発はするが、自らしたいことは分からない

反抗的な性格になっているので、社会からも疎まれる

行く先々で嫌われて、社会を憎み、周囲を敵に思う。
人に対して攻撃性が増す

「運命が悪いのは、親の責任だ」という気持ちが強く親を恨み、仕返しの念が強い

どうすれば、親へ仕返しできるか考える

「成功して見返してやる」と一時は思うが、やりたいことが分からず、
攻撃的な性格のため、周囲と軋轢を生み、仕事もうまくいかない。
そのため、「成功して見返すこと」をあきらめる。

仕返しが目的となり、仕事のできない自分でも仕返しができる方法はないかと考える。

“親の期待を裏切り、ダメな人間となる”ことが、今の自分でも可能な仕返しと潜在意識は気づく

自分をダメにして行く(ギャラリーの前で罪を犯したり、ダメ人間と評価されるように振る舞う)

破滅的な人生ですね。
池田小学校を襲撃した殺人犯などが典型的なタイプ

ここまで行かなくても、人を恨んで自爆・自虐に走る人は少なくありません。

 

 ---▲---

 

 

支配的で暴力を振るうな親への圧力に負けるのは、子どもであれば仕方がないかと思います。

 

せっかく感性を閉じて、苦しみから逃れたのに、
成人して「自分の好きなようにしていいよ」と自由を与えられると、
「どうすればいいのか、何がしたいのかわからない…」
という真実の自分に出会うことになります。

 

そこを救済するには、熱中できることを見つけられる感性の訓練が必要です。

 

例えば、感性豊かな友人と街を歩いた時
(女性は感性豊かな方が多いので、女性の友人だといいかもしれません)、
友人が「このバッグ、かわいい!」
と言ったとしたら、「どこらへんが、かわいいと思った?」
と質問してみます。

 

形とか、ポケットとか、飾り、素材、色(や色の組み合わせ)など、
色んな答えが返ってくると思います。

 

それを意識して再び見ると、そのような視点の感性が育ってきます。

 

また、自分がいいなと思ったものを、
どこが、どういう風にいいと思ったのか、
自分に問いかけてみるのもいいかもしれません。

 

映画などを人と一緒に見て、
どこがどういう風によかったか、どう思ったかなどをおしゃべりするのも楽しいでしょう。
自分とは違う感性に触れて、また違う視点でものを見られるようになると思います。

 


感性を磨くのに、もう一ついいことは、旅行など一人旅をしてみることです。


周りの言うとおりにして生きていると、
自分で物事を決め、行動することが苦手になる場合があります。

 

自分の生きたいところ、やりたいこと、食べたいものを考えて、
計画し、実行する。
旅は人生の縮図のようでもあります。

 

旅にハプニングはつきものですが、
それも含め、いい経験・いい思い出になることと思います。

 


「やりたいことがわからない」という、漠然とした悩みは、
なぜ生まれるのか?
なぜそういう風に育ったのか?
がおわかり頂けたかと思います。

 

このあたりは感性だけでなく、「自信」にもつながる部分です。
本気で直したい、もっと学びたいという方は、ぜひゼロ思考メソッド★WEB講座をご検討下さい。

 

 

また下記アドレスに、やりたいことに関するインタビュー動画を載せてもらっています。
どうぞ参考にご覧下さい。


インタビューをしてくれた伊木ひろしさん(サニヤシンのニケタン)に感謝。

 


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