つきつめると「自信」とは | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

新しいことを始めて、行動する段階になって躊躇してしまう…
そういうことはありありませんか?


例えば…

 自分で仕事を始めようとして、情報を集め、それなりに勉強もした。

 今は、どうすればいいか、やりかたは知っている。

 後は、行動するだけ。

 …しかし、最初の一歩がなかなか出ない。

 また、一歩を踏み出し、頑張ってはみるが、
 うまくいかなくなって苦しくなったら保留にしてしまう。


そういう人は、少なくないと思います。


■亜ポジティブな人の罪悪感


こうして、やらなければならない行動を避けていると、どうなると思いますか?

できない自分を責めて苦しくなる。

そう、必然的に罪悪感が頭をもたげるのですね。


目標を持ち、実行しようとしている人ほど、
ポジティブであろうとします。

それ故の罪悪感。



ポジティブであろうとする真面目な人が、
「行動しない罪悪感」を持つと、どういう心理になりやすいのでしょうか?

多くの場合、優先順位の低いポジティブなことをして、
本来しなければならないことから目を背けてしまう
行動をとります。

掃除をしたり、読書を始めたり。

一見ポジティブな行動をしているけれど…ですね。
たまにそうなるのは問題在りません。

にんげんだもの(某書道家)

しかし、いつもそれが心の癖となっている人もいます。


なぜ、そうなるのでしょうか?
どうすればいいのでしょうか?


それを突き詰めると、多くの場合は自信の有無に行き着きます。

ここ数年、自信をつける書籍がたくさん売れました。

自信について悩む人が多いのでしょう。


■褒めても自信がつかない


自信とは、読んで字のごとく「自分を信じること」。

自分を受け入れていることが、まず前提になっています。


ですので、自分がきらいな人、自己否定の強い人は
自信を持つことが難しい。


よく、自信をつけるためには、「自分を褒めるといい」と言われます。

それは正しいですが、
無理矢理褒めても、心からそうは思えないし、
自分でも「嘘っぽい」「うわべだけ」と感じることもあります。


世の中には、根っから陽気でポジティブ、
それゆえ自己受容感の高い人はいますね。

そういう人が、自然にできる「自分を褒めること」を
そうでない人が、形だけマネをしても、
なかなか効果が上がらないのが残念なところ。



■「褒める」より先にすること


では、自分を褒めることに抵抗がある人は、どうすればいいのか?
ゼロ思考メソッドは、そこについても考えてあります。

かいつまんでいいますと、
褒めることが難しければ、まず「共感」からです。

「今日は、仕事をがんばって、えらい!」
と褒めることが難しければ、
「今日は、仕事をがんばって疲れたなぁ…(自分に語りかける感じで)」
と、共感します。

できればそこに、
「お疲れ様」と、ねぎらいを入れます。


「褒めることが大切」と学びますと、

「自分を褒めなくてはいけない」
「自分を否定してはいけない」

という思いが生まれます。


私はこれを「思考対称性の法則」と呼んでいますが、
心のごく自然な動きです。

しかし、共感するということは、
「自分がきらい」というネガティブな思いにも共感することを意味しています。

「自分がきらい」という本音にフタをして
自分を褒めようとしても、どだい無理なこと。


そんな時は、一人になって、
「自分がきらい、自分がきらい!!」、
と叫びます。

失敗した時は
「自分のバカバカバカ!!」
と、本音に共感します。


それを吐き出した後に、
「そんな時もある、またがんばろう」
などと自分をねぎらうことができると、上出来です。


そのようにして、自分の本音に共感できるようになると、
本当の意味で自分を認めることができるようになります。

褒めるのが難しければまず共感からです。


それもできなければ、別の方法がありますが、ひとまず共感からが基本でしょう。


■正しさに囚われてしまう心理


「ポジティブになろう」と学習すると、
 ↓
「ポジティブであらねば!」となってしまい、
 ↓
「ネガティブな思いは持ってはいけない!」と飛躍するのが一般的な人間心理。
 ↓
結局、ポジティブであろうとする努力が、自己否定の元となってしまう。


これを、エセポジティブと全否定する人もいますが、
人間とは、信念や正しさに囚われやすい生き物なのです。


何かを正しいと学習したら、
「そうあらねば」と思って、できない自分に否定的になってしまう。


まぁ人とは、そういうもんです。


■自信の源とは?


自分がきらいな自分も、
自分を否定してしまう自分も、
まるごと認めるのは、
「(書籍などで)後天的にポジティブ・シンキングを学習した人」
には難しいのかも知れません。


自信の源は、自己受容感とも言えます。


自信がつくことで、
コミュニケーション、仕事、恋愛、
様々なことがうまくいくようになっていく。

幸せを引き寄せる根幹の部分でもあります。


当方は、自信をつけたくても「褒める行為ができない人」に対応するカウンセリングや、
セミナーをしています。


■セミナーのお誘い


29日(日)に大阪にて開催するセミナーでは、
1月に発売された著作
「幸せになるマイナス思考 ~闇とハサミは使いよう~」
の内容とも合わせ、

★自信を育て、ネガティブな本音を利用して
  推進力に変えるセミナー


というテーマで行います。

少人数制ということもあり、
今の自分に合ったアドバイスを受けることができます。

期日が迫ってはいますが、あと一人募集しておりますので、
興味のある方はぜひ受講してみて下さい。