こんにちは!
佐田意識研究所スタッフです(^^)
今日の雑談。(ス=スタッフ)
ス :「”やらされてる感”持つ人って、わりと多いと思うんです、
仕事とか勉強とか。
本当はやりたくないのに、やらなきゃいけないと思ってるという。
被害者意識を持つ人や、期待に応えようとしている人も似たような…、
意識してない場合も多いと思いますが、
それは、自分で決めてないってことなんですよね?
でも、人の言うことに影響されて生きてきた人に
”自分で決めろ、自分軸が大切!”と言ってもやったことないんだから、
どうすることか分からないですよね?」
先生:「…だよね。自分軸って聞いて、好き勝手なワガママでもいいんだ…と
思ってしまう人もいるし。
”やらされた感=自分で決めていない”(主体性がないのは)、
内観などで気づくのも難しいわなぁ。
それは他者視線だから解ることだし。
また内観で見ようとしても、防衛機制が働いて、
自分の悪い部分を見る苦痛もあるから…。
ス :「自分で決めずに他人のせいにすることで、
どういう弊害が起こるんでしょう?
なんでも他人のせいにする人生が不幸なことは、なんとなく分かりますが…」
先生:「人にやらされたり、命令されたりする人生だと、
失敗した場合、『あいつが悪い、世の中が悪い』と思う方向に流れやすく、
自己を改善する視点を持てないことかな。
すると、人生をなりたい方向へコントロールできなくなる。
ス :「そうか~。
人生をコントロールできないというのはイヤですね」
先生:「コントロールできない人は流されてしまう。
イヤな方向に行っても軌道修正が難しい」
ス :「そして世を恨み人を恨むわけですね。
極端に言えば」
先生:「だよね。自分の運命をコントロールできる範囲が狭くなってしまっている人って
もったいないよね。
例えば留学したいとする。
でもお金がないから、とあきらめる。
語学力が足りないから、とあきらめる。
親に反対されたから、とあきらめる。
無理って思うんだよね。
無理と思う前に、どうすればできるのかもっと深く考えればいいのに…。
どうしたらお金が調達できる?働く?借りられる人はいる?
語学力がどうすれば短時間でつく?そういう知恵を貸してくれる人はいる?本はある?
どう言えば、どう行動すれば親を説得できる?
自分は何もしてないのに、状況や親が反対するせいで無理と決めてる。
留学できるかどうかがコントロールできない(状況により決まる)
と思う人もいるけど、行動次第で”コントロールできること”になるはず。
自分で考えて留学すると決めたなら、少々のことで無理だったと、
簡単にはあきらめないと思わない?
また、誰かの責任にしておけば、前に進む努力をしなくていいので、
ラクな部分もあると思う。
中には、意識的・無意識的に弱者でいることのメリットを享受している人もいて、
なかなかそれを捨ててまで、自分の運命をコントロールしようと思わないだろうし。
セルフコントロールをしない心理の背景には、いろいろあるからなぁ…」
ス :「ふーむ。ひとことで”自分で決める”と言っても色々あるんですね。
人生やものごとをを自分で決めてるつもりでも、実はそうでなかったかも(汗)。
”コミットする”ってことですね」
先生:「うん。主体性がないことに気づくのは難しいけど、ヒントになることはあるわなぁ。
”○○のせいで”…そう思いモヤモヤした時、
本当にその○○のせいなのか考えてみること。
自分では決めず従っただけなのを、他人の責任にしていないか?
たとえ誰かの言ったことをやったとしても、それをやると決めたのは自分のはず。
自分で決めたことなら仕方ない、と思って割り切れるか、本当に相手が悪くても、
次回の教訓にしよう思ってと引きずらない。
コントロールする範囲が狭い人は、なんでも人のせいにしたまま、ウジウジしたり、
すぐあきらめて、『運が悪かった』で済ませたりするので、
同じようなことが起こってもまた対処できない。
失敗から学んでいないことになる。
でも、人生をコントロールできる範囲は、
行動次第でどんどん広くしていけるんだよ!!」\(^o^)/♪
…どう考えても、主体的に生きる人生の方が楽しそう♪
私は被害者意識を持ちやすいことに薄々気づいているので、
気をつけないと(-_-;)
「自分で決める」とはどういうことか?
けっこう奥が深いので、改めて記事にしてもらいたいです。
(佐田意識研究所 スタッフ)