1月22日産経朝刊の「正論」に掲載された
「島田洋一論文」に注目せよ
昨日と今日のアメリカ大統領に、バイデンが就任したと伝える報道には、
アメリカに追随する日本のマスコミの卑屈さが顕れており、
実に嫌な思いがしてそっぽを向いた。
もっとも嫌なのが、「お祝いムード」の演出だ。
まるで、明るい新時代が、
アメリカから到来したような雰囲気を醸成する街頭インタビューには辟易した。
大阪の「梅田」が、
音読みで「バイデン」で良かったですねえ、とは何事じゃ!
この産経新聞を含むバイデン歓迎論調のなかで、
本日の産経新聞朝刊の「正論」に、
福井県立大学教授の島田洋一さんが書いた
「米新政権で懸念される北朝鮮問題」
という論考が掲載されているのが貴重だ。
実に的確であり我が日本にとって貴重だ。
島田洋一さんは、
本日の「正論」で、
民主党のオバマ政権の在り方と傾向を知り尽くしたうえで、
そのオバマ政権の副大統領だったバイデン新大統領の
人事の布陣から、我が国が到底歓迎できない大統領が
アメリカに出現したのだと警告している。
その通り、
我が国は到底歓迎できない!
バイデン氏は、就任演説で
「民主主義は壊れやすいが、勝利を収めた」
と語り、
「トランプ大統領を支持する白人至上主義者らが、
連邦議会議事堂に乱入した事件を乗り越え、
平和的な政権移行を遂げた」
と自画自賛した。
しかし、
これは、非常に臭い!実に臭い!
これは、犯人が、自分は警官だと言っているのと同じだ。
つまり、
民主主義を守ったのは自分で、
壊そうとしたのはトランプとその陣営であり、
その中核が議事堂に乱入したトランプを担いだ白人至上主義者だ、
とバイデンは言っている。
この演説を知って、小生は、
バイデン氏が尊敬するF・ルーズベルト大統領と民主党の
日本に戦争を仕掛けたときの次の対日手法を思い出したのだ!
① F・ルーズベルトは対日石油禁輸をすれば
日本は対米戦争を決意せざるを得ないと知ったうえで、
対日石油禁輸をして日本を真珠湾攻撃に誘導する。
つまり、平和を破壊する工作を進める。
② その意図通り日本が真珠湾を攻撃すると、
攻撃を知っていたのに不意打ちだと怒り、
日本が平和を破壊したと日本を悪者にした。
③ そして、勝利するや、
その悪の中枢は「日本軍国主義者」(白人至上主義者)であると宣伝した。
以上、バイデンの就任演説と、
構造・からくりがよく似ていると思われないか。
今まで、
アメリカの民主党リベラルがしてきたことを振り返れば、
これぐらいは疑って当然だ!
その上でバイデン氏は、
演説を終えると、躍起になって
トランプ政権の政策を否定する大統領令に署名したという。
トランプ氏は、
バイデンの大統領就任式に参加しなかった。
この決断は正当である。
偽善に付き合う必要はない!
そして、
堂々たる威厳のある、
そして人情味のある微笑みを残して
トランプ氏はワシントンを去って行った。
また戻るつもりだ。
それとも、
我が国の西郷さんのような道を拓くのか?
私は、昨年2月、北朝鮮に拉致された有本恵子さんの母で
亡くなった有本嘉代子さんの神前でご冥福を祈るために
神戸の有本さんのご自宅に伺った。
その時、ご主人の有本明弘さんから、
有本さん御夫婦に届けられたトランプ大統領からの手紙を見せてもらった。
トランプ大統領は、横田めぐみさんのご両親にも手紙を送っている。
アメリカ大統領で
遙か日本の拉致被害者家族に手紙を送ったのはトランプ氏だけだ。
日本の総理大臣で、
拉致被害者家族に暖かい手紙を送った者はいるのだろうか?
兵士と犬
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