堺市をなくすために
堺市長になりたい市会議員になりたいとは何じゃ!?
今、堺市は、
前市長が馬鹿馬鹿しくも任期途中で辞職して、
市長選挙が行われている。
その図式は、
大阪特有の、例の、
芸能プロダクションの客寄せ的スローガンである大阪都構想、
つまり、
政令都市である堺市を
区単位に解体して無くせば世のなか良くなるという、
堺市解体派、
即ち堺市を無くすために堺市長になりたいというのと、
堺市を無くしてはならない、
無くしたら却って悪くなると主張する都構想に反対する
堺市を維持するために堺市長に選んで下さいという者と、
どちらを選ぶのかという選挙。
ここで連想するのは、
十数年前の小泉純一郎と小泉チルドレンの
郵政民営化・構造改革で総て良くなるというプロパガンダと
郵政を民営化してはならないという
信念をとおした者達の対立の図式だ。
今、振り返れば、
郵政民営化はするべきではなかったことは明らかだ。
そして、教訓は、
耳障りの言い客寄せ的スローガンに煽られ
身を委ねてはならないということ。
この教訓を生かして、
堺市民が、
都構想のスローガンに煽られないことを願う。
昨夜、家の近くの会館で、
堺市維持派の集会があり参加した。
市議会議員が、
堺市がなくなれば却って悪くなる事例を具体的に説明し、
堺市を維持して発展させる姿勢を堅持する必要性を説いていた。
具体的で実務的で感心した。
しかし、もひとつ、都構想立候補者の自己矛盾のまやかしを、
ズバリと分かりやすく一刀両断にしていないように感じた。
そこで、会が終わって出てきた市会議員に言った。
もっと分かりやすく、まやかしを指摘した方がええで、と。
そして、その一例を挙げた。
つまり、あいつは、
堺市を廃止するために堺市長になりたいというとるんやろ、
これ、まやかしや、
離婚するために結婚したいという奴と同じやないか!?
令和元年五月三十一日(金)
西村眞悟FBより。