長崎県護国神社の境内に顕彰碑建立。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 


長崎県護国神社の境内に建立された顕彰碑


長崎県内の有志が、自衛隊、海上保安庁、警察、消防4機関の活動と功績をたたえる顕彰碑を、長崎県護国神社(長崎市城栄町)の境内に建立した。

 顕彰碑は高さ2・6メートルで、台座部分に「感謝」「長崎県民の安全と安心を護る為、日々業務に邁進されている」とつづっている。

 長崎は、長崎大水害(昭和57年)や雲仙普賢岳火砕流(平成3年)など、大災害にたびたび見舞われ、自衛隊などが、人命救助の活動に従事してきた。

 「わが身の危険も顧みない活動が日本を守ってくれている。何とか応援したい」。こんな思いを温めてきた反田海運(長崎市)の反田邦彦社長が建立を呼びかけた。

 両災害時に県知事を務めた高田勇氏ら約40人が発起人となり、県民に寄付を募った。400人以上が寄付に賛同し、費用約500万円が集まった。

 反田氏は「予想を上回る多くの方々が、私と同じ思いを持っていると実感した。感謝の気持ちを県民の皆さんと持ち続けたい」と語った。