芸舞妓さんら正月準備の「事始め」京都・祇園
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131213/wlf13121311340006-n1.htm「事始め」で京舞井上流家元の井上八千代さん(左手前)に挨拶する芸舞妓ら=13日午前、京都市東山区(恵守乾撮影)
正月準備を始める「事始め」の13日、京都市東山区の京舞井上流五世家元、井上八千代さん(57)方を、祇園甲部の芸舞妓らが続々とあいさつに訪れた。
事始めは京都の旧家などに残る風習。花街では芸舞妓らが芸事の師匠を訪ねる伝統行事とされており、1年の感謝を伝えて来年の精進を誓う。
大小の鏡餅がひな壇に飾られた一室は、早くも新春の雰囲気。芸舞妓らは「おめでとうさんどす」「おたの申します」などと手をついてお辞儀し、八千代さんから祝儀を受け取った。