28日に東京競馬場で開催された天皇 賞で、勝利したエイシンフラッシュのミルコデムーロ騎手が、レース後、ご臨席された天皇 皇后両陛下に対し、下馬して跪いて最敬礼した。両陛下に敬愛と感謝の念を抱き、礼節を尽くす姿が本当に美しい。まさに西洋伝統の騎士道精神を見る思いだ。
また、そのミルコ選手に対し、貴賓室で観戦されていた両陛下が、お立ちになって拍手を送られた。そのお姿の美しいこと。観衆がわっと歓声を上げる気持ちがよくわかる。有難さに感激して、うるうるする。まだご覧になっていない方がいたら、是非、この動画を見て欲しい。
ミルコ選手が下馬した時、エイシンフラッシュが落ち着き無く動いていたが、そのあたりは優勝馬とは云え畜生の浅ましさだろう。出来ることなら、騎手と共に膝まづき頭を下げて欲しかった。競走馬だから致し方ないが、サーカスの象ならそれくらいは朝飯前だ。例えばこんな場面だったら、もっと感激した筈だ。
ま、それにしてもだ。世界中が敬意を表す天皇陛下に対し、あろう事か、土下座しろとか、謝罪したければ来い、なんて元首がヌカす国もある。ああいうのは単に国際儀礼に反すると云うよりも、畜生並みの知性しかないだろう。あんな下劣な国は相手にしないのが一番だ。