米の救難艦、女川に寄港 震災で「トモダチ作戦」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111122/dst11112216590008-n1.htm
東日本大震災で被災地の「トモダチ作戦」に当たった米海軍の救難艦セーフガードが22日、友好親善のため宮城県女川町に寄港し、地元の子供たち約400人が艦内に招待された。
セーフガードは全長約78メートル、3282排水トン。震災後、青森県の八戸港や岩手県の宮古港で海中がれきの除去活動をした。24日まで女川町に停泊し、ボランティア活動の支援などをする。
22日は午前中から地元の小中学生が訪れ、乗組員の案内で食堂や操舵室を見て回った。操舵室の船長席に座った女川第一小学校5年の木村珠梨さん(11)は「急な階段や部屋が多くて驚いたけれど、船長になったみたいで楽しかったです」と笑顔で話した。
見学の最後には、乗組員が米国の子供たちから預かってきた人形や手紙などの贈り物を子供たちに手渡した。
米海軍の救難艦セーフガードの艦上で、乗組員から潜水用具の説明を受ける子供たち
=22日午前、宮城県女川町
米海軍の救難艦セーフガードの見学に訪れた地元の子供たち=22日午前、宮城県女川町
米海軍の救難艦セーフガードの操舵室を見学する子供たち=22日午後、宮城県女川町