ペンギン、ホントは短足じゃない 海遊館で特別展
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111119/wlf11111912540015-n1.htm
本物そっくりに作られた実物大のペンギンの展示は子供たちに人気
大阪市港区の「海遊館」で18日、同館の人気者・ペンギンの生態を実物標本や映像などで紹介する特別企画展「ふしぎ?いっぱい!ペンギン展」が始まった。来年1月16日まで。
館内では、3種類約40羽のペンギンを飼育。愛らしい姿などから来館者の人気を集めているが、あまり知られていない生態や能力などを知ってもらおうと企画した。
会場では、「ペンギン」という名前の由来や生息地など、ペンギンに関するさまざまな情報を、イラストを交えたパネルで分かりやすく解説。卵の大きさや重さ、羽の感触などを触れて理解できる“体験型”の展示物も設置している。
また、ペンギンの短い脚は、実は長い脚を折りたたんでいるため短くみえるという“秘密”を骨格標本で説明。南極で撮影されたペンギンの子育ての様子や水中での行動を記録した貴重な映像なども上映されている。
羽の感触を確かめていた愛知県豊田市の森田伊織ちゃん(4)は「おなかより背中の方がふわふわしてる」と興味深げ。同館は「愛らしいペンギンの姿をじっくり観察したあと、企画展でペンギンの知識をあれこれ学び“ペンギン博士”を目指してください」と話している。
問い合わせは海遊館(電話06・6576・5501)。
本物そっくりのペンギンの前でポーズを取る子供たち=大阪市港区の海遊館