ネタバレを含みますので、未クリアの方はご注意下さい。
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濡鴉ノ巫女でも人気のある、冬陽と春河について考察していきます。
本編における二人の行動を自分なりにまとめた結果が下記です。
以下、本編開始前。
①冬陽と春河を含めた学生5人で集団自殺を図るも冬陽と春河のみ生き残ってしまう
・集団自殺に至った詳細な理由は不明ですが、友人の一人が自殺志願者でそれに同情する形で一緒に自殺を図ったように読み取れます。この辺りは聲のレンズ利用による補完です。
②①の直後、春河は死に誘われた者が見るとされる、夕陽(禍津陽)を見てしまう
・生き残ってしまったが故に、すぐに誘われるとは...。
この時、冬陽もすぐ傍に居たようですが、禍津陽は見ていません。
③春河は、集団自殺で亡くなってしまった三人の想いを看取る
・春香の残したメモには、亡くなった三人の想いを受け取ったとの記載があります。
このことから、春河は"巫女"の素質、看取りの力があったことが分かります。
時系列的には、②の後かと。この辺りはかなり曖昧です。
④春河は、②と③を経て自ら日上山へ向かう(周囲には後に失踪扱いされる)
・日上山へ向かったのは勿論死ぬため、でしょうね。
冬陽は夕陽(禍津陽)を見ていない = 死に誘われていなかったため連れて行かず。
以下から、本編開始後。
⑤春河が失踪したため、冬陽は密花に探して欲しいと依頼するも、人探しの依頼にトラウマのある密花は依頼を保留とする。そうこうしているうちに密花自体が失踪。
⑥我慢できず、冬陽は自ら日上山に春河を探しに行くが、巫女の霊にとりつかれ自殺。
⑦⑥の後、夕莉は胎内洞窟の黒い匪に閉じ込められている春河を発見。
・春河は、看取りの力を持ち"巫女"の素質があったため、日上山へ向かった直後に人柱として黒い匪に詰められてしまっていたのだと思います。
⑧一度は救出された春河だが冬陽の霊(?)に誘われ、再び日上山へ向かい、再度巫女として人柱にされ、命を奪われる。
・これは、春河の悪霊が骨董屋に現れた際に巫女の姿をしていたことからの推測になります。
まぁ、こんなところなんですが、とにかくこの二人の報われなさが凄まじいですね。
ファイルリストを読むと、冬陽は春河に想いを寄せていたようですが、生きているうちは結局伝えられずに終わっています。深羽のEDの際に、深羽と深紅が禍津陽を見ている場面がありますが、この時よく見ると春河と冬陽らしき影があります。死後だけでも報われているといいのですが。
ちなみに管理人は、春河派です!笑
多分、もう少し読み解いていくと補足できる部分があると思うんですが、今回は此処までです。
乱文失礼しました。