風船の中の真実 | 宮部のブログ

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気紛れ気儘に。

僕らがかわす何気ない会話の中から
優しさとか
思い遣りとか
愛とかを
ひとつずつ風船に閉じ込めて
二人だけの心の部屋に解き放って
埋め尽くしてしまおう。

お互いの姿が見えなくなるまで
風船で埋め尽くしたら、
目をつむり、声を出さずに
手探りでお互いを探し合うんだ。

きっとね、
きっと、たぶん、
手と手が触れ合った瞬間に
一斉に風船が弾けるよ。

そして、
そしてね、たぶん、
散らかった風船たちの中を見渡すと
小さな命の結晶が
輝いているかも知れないんだ。

だから、沢山風船を用意しようね。