サグラダ・ファミリア その1 | 私をとおして感じてアメリカ!

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ドイツのStuttgartから始まりオレンジカウンティ、ボストン、サンディエゴと長い海外生活を過ごし、今は日本にプチ滞在中
アメリカには何度も出かける予定なので引き続きアメリカ生活ブログのままにしておきます
日本での生活ものせてます

今回の旅行で2回もサグラダ・ファミリアに行ってしまった。

最寄り駅まで着いてみると雨雨

見晴らし悪く、せっかくだもん。

お天気の良い日にもう一度!と思うじゃないですが。だから2回虹

今日ご紹介するののはサグラダ・ファミリアの受難のファサード

その前に・・・

前回の日記でグエル公園をご紹介しましたが、載せ忘れた写真がありました。

どうしてもみなさんに見ていただきたかったので、ここでご紹介させてください。





公園内のサボテンです。

見えますか?

一見模様にもみえそうな白いのは、落書きの傷です。

近くのサボテン全てにこの落書き。数十本はありました。

ペンで書くのも許せることじゃないけど、これは石などを使ってサボテンに自分たちの名前を彫りこんでるんです。

これを見たときはショックで涙がでそうになりました。

何のために名前を彫るんでしょうか?

公園に来た記念に?

サボテンがもし、話せたら?動けたら?

ジッと傷めつけられていたはずが無い!

どうか、これを見て何か感じて欲しい。

もう、こんなひどいことが繰り返されないようにと願っています。



読んでくれてありがとう。

サグラダ・ファミリアへと戻ります。


こちらが受難のファサード

1960年から作り始められたので全体建築からしたら、まだ新しい部分になりますね。

ファサードの下部

十字架磔刑の前夜の出来事が表現されています。

最後の晩餐・ペトロと兵士たち・ユダの接吻・ペテロの否定・イエスの裁判などなど・・・

キリスト教徒でない私ですが、この彫刻たちを見てるだけでなんともいえない暗い気持ちになりました。

まさに受難のファサードと呼ばれるにふさわしいといえますね。




受難のファサード側と誕生のファサード側、両方に搭があり、それぞれ上る事が出来ます。

1回目は受難のファサード側の塔に上りました。

ご安心ください。

子供連れでも安心。

エレベーターで上まで行けます。

下りはゆっくりと外の景色や内部の作りを楽しみながら、ゆっくり下りてくればいいのでラクチンでした。

下ってる途中からみた外の景色

ピナクルが横に見えました。



大窓

ゴシックの大聖堂のバラ窓と似てる




塔の中の階段

下を覗くと足がすくみました。

落っこちるんじゃないか?と冷や冷や・・・・




ファサード中部

ヴェロニカの聖顔を中央に掲げ、十字架磔刑までの道を表現

ヴェロニカの聖顔とは・・・

汗をぬぐうためにヴェロニカが渡した布に写ったとされるイエスの顔のこと


ファサード上部

十字架上のイエスの死と埋葬が表現されている

偶然なのでしょうか?

この磔にされているキリストの右側の石にはまるで血が流れているかのような模様がはいっていました。




この彫刻は ガウディの死後、ガウディが残した資料などをもとに彫刻家ジュゼップ・マリア・スビラックスが製作。

ガウディはこの受難のファサードの彫刻について、一切の装飾を取り除き、冷たい石の肌を曝した、骨のように固いフォルムの簡素な構造だけでデザイン。

最初見た時は、なんて簡単な作りなんだろう??と思った私です。

入口入ってすぐが、受難のファサードだったもので・・苦笑

しかし。

じっくり見てるうちに悲しい気持ちがこみ上げてきて、なぜだか不安で落ち着けない雰囲気になってきました。


ちなみに・・・

このサグラダ・ファミリア

完成したら世界で一番大きな宗教建築になるそうです。

ナンバー2がドイツ ケルンの大聖堂

こちらも以前、行きましたけど。

おっきかったー。

それを超えるんですからね・・・

私が生きてる間に完成してほしいなぁ。

あ!!

もちろん足腰が丈夫なうちにねかお

自分の足であちこち歩きたいですからラブ