あらゆるものに「私」が宿る
分裂と再生を繰り返し肉体を構成する細胞のひとつひとつにも
この肉体の内側で活動を維持する生物（菌）たちにも
この肉体の外側で息づくあらゆる存在にも
「私」が宿る
「わたし」と世界の境界線はどこだろう？
「肉体」がわたし？
肉体の一部である髪も、爪も、血液も、心臓ですら
わたしの意志では動かないのに
痛みや成長すら、神経細胞などの「私」がいなければ
「わたし」からは取り残されるこの肉体が、わたし？
「思考」がわたし？
考えることも、考えないことも
コントロールできないこの思考は、わたし？
わたしにも、世界のあらゆるものにも、「私」が宿る
わたしと世界の境界線はどこにもなくて
すべてが「私」で、わたしはどこにもいない
どこにもいない「わたし」をたまらなく愛しているのは
「わたし」？ それとも「私」？
「わたし」は、例えば「えみ」
すべてを分かち、すべてに宿るもの
「私」は自己、I AM、神、すべて、存在、空、魂、etc...
すべてに宿り、ひとつに還るもの
「わたし」がいなければ「私」を認識するものはどこにもいない
そのとき「私」はどこに存在するんだろう？
ただそこに在る「私」
「私」は「無」
クリックしてくださるあなたも「私」で「わたし」
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