琉神マブヤー1(ティーチ)&2 (ターチ)DVD-BOX【初回完全限定生産版】 [DVD]/バップ

¥4,935
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琉神マブヤーは沖縄のご当地ヒーロー

県外でも放送されたり東京でマブヤーショーをしたこともあるそうなので、知っている方もいらっしゃるかも???
最初にマブヤーが沖縄で放送された頃はsaninは県外に住んでいて
帰省したときにたまたま見かけても、子どもがまだ小さかったこともありスルーでした(笑)
去年石垣に移住(というか帰郷?)してきてから
何度か偶然放送されているのを見て気になってたので
今回新シリーズが放送されることもあり、姉からDVDを借りてはじめてちゃんと観てみました。
いやー、今どきのヒーローモノは大人も楽しめるといいますがホントですねー

他のヒーロー番組を見てないので比較しずらいんですが
マブヤーの特徴は敵役が憎めないという点だと思います。
なんかね、いちおう悪役なんですが、愛を感じます。
というか愛そのものです(笑)
マジムン(沖縄方言で妖怪・・・かな?)と呼ばれる彼らは
沖縄に生息するハブやオニヒトデなど、人間に害をなすとされる生物がモチーフにされています。
そして彼らが狙うのはマブイストーン。
沖縄では昔から人の体にはマブイという魂とか心のようなものが存在していて、びっくりしたときなどにその一部を落としてしまう、と言われているんです。
ちなみにマブイを落とした人はぼんやりしたり元気がなくなったりするそうで、そういう時はマブイグミという儀式をしてマブイを体の中に戻します。
このドラマの中ではマブイストーンは沖縄人の心(アイデンティティー)のようなものだと感じられます。
マジムンはマブイストーンを奪う以外の悪さはしません。
むしろ手下が野菜でマブヤーを殴ろうとしたら、マジムンの親方が「野菜はね、農家の人が一生懸命作った・・・」と説教をする始末(笑)
マジムン(愛)が人間にすることはマブイストーンを奪う(感情を動かす)ことだけ。
それによっていろいろな問題が生じることもあるけど、マブイを取り戻す(感情を手放す)ことによって本来の姿に戻れるんです。
そしてsaninはまだマブヤー1のDVDしか観てないんですが
そこではイマイチさえないヒーローが「受け入れる・赦す」を学ぶことで自分らしさを見つけるというプロセスが描かれていました。
(この先ネタバレ注意!笑)
暴力によってマジムンを倒すことに疑問を感じながらも、それ以外に方法はないと悩んでいたマブヤーは、まず「自分を受け入れる」ということを学びます。
そしてマジムンを受け入れ、彼らに感謝し、マジムンもまた沖縄の一部だという結論に至るのです。
マジムンたちも元々は自然に生息していた生き物たち。
それをジャッジして、害をなすからと迫害したのは結局人間なんですよね。
ネガティブな感情も、ジャッジする心を手放して受け入れれば自分の一部であり、愛である。
うん、素晴らしい

というようなことが沖縄独特のゆるーい雰囲気とゆるーい笑いの中で描かれている琉神マブヤー。
おすすめです

忘れがちでしたが明日までです
生命(いのち)を育む性のクリアリング
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