翌朝
Nがいつものように起きている僕を揺り起こしてくる
N「寒いからもう一回風呂入ってこよかなぁ」
寒いのなら1人で温泉に入り直してくれば良い
僕はもう少し横になっていたい
僕「行ってきたらいいじゃない」
毎度のやり取りである
激糖質過剰摂取西穂高登山記
1900円の特別室で目を覚ました我々は案の定、予定していた時刻よりも1時間押しての出発となった
今回は時間短縮の為に、宿の中で登山モードに変身を済ませてある
チェックアウト後、宿の目と鼻の先にある平湯バスターミナルからバスに乗り込む
2日目の新穂高ロープウェイ乗り場へと向かう
果たして本日の天のご機嫌は、、、
8時50分新穂高ロープウェイ乗り場到着
始発のロープウェイは9時
運命の時間までのカウントダウンが始まった
Nは大量に持ってきた登山に全く必要の無い荷物をロッカーに無理矢理詰め込んでいた
隣の大きいロッカーを使えば、楽々入るのに100円をケチろうとしているところがNらしい
登山届に記入を終え
いざ、出発!
外につながる扉を開ける
安定の強風
西穂高口からの展望はゼロ
気温はマイナス15度
天候の回復はあまり期待出来ないが、なんとか西穂山荘までは行きたい