激糖3 | 乾壽也の真剣勝負

乾壽也の真剣勝負

乾壽也の日常生活、趣味やら仕事やら紹介します。
名古屋を中心に役者として活動しております。
非常に多趣味故に遊び中心の話題が多くなるかも、、、笑

翌朝

Nがいつものように起きている僕を揺り起こしてくる

N「寒いからもう一回風呂入ってこよかなぁ」

寒いのなら1人で温泉に入り直してくれば良い

僕はもう少し横になっていたい

僕「行ってきたらいいじゃない」

毎度のやり取りである



        激糖質過剰摂取西穂高登山記



1900円の特別室で目を覚ました我々は案の定、予定していた時刻よりも1時間押しての出発となった

今回は時間短縮の為に、宿の中で登山モードに変身を済ませてある

チェックアウト後、宿の目と鼻の先にある平湯バスターミナルからバスに乗り込む


2日目の新穂高ロープウェイ乗り場へと向かう

果たして本日の天のご機嫌は、、、

8時50分新穂高ロープウェイ乗り場到着

始発のロープウェイは9時

運命の時間までのカウントダウンが始まった

Nは大量に持ってきた登山に全く必要の無い荷物をロッカーに無理矢理詰め込んでいた

隣の大きいロッカーを使えば、楽々入るのに100円をケチろうとしているところがNらしい


どうやら今日は無事にロープウェイが動くようだ

乗り場の2階へ行くと観光客でごった返していた

なんとかロープウェイに乗り込む

見慣れた雪景色が眼下に広がる

天候はお世辞にも良いとは言えない状況だが、贅沢は言えない

昨日の事を思えば西穂高口まで行けるだけでも有難い事なのである

ロープウェイを乗り継ぎ、西穂高口に到着するやいなや、朝ご飯であるカレーを注文


山専ボトルには自販機で買ったホットコーヒーをチャージ!

登山届に記入を終え

いざ、出発!

外につながる扉を開ける

安定の強風

西穂高口からの展望はゼロ

気温はマイナス15度

天候の回復はあまり期待出来ないが、なんとか西穂山荘までは行きたい



雪道が苦手な僕だが、折角来たのだから、雪景色を堪能しようと心がけて進んだ


林道にも関わらず真横から打ち付ける強い風を頬に感じながら

西穂山荘の暖かい、休憩室を思い浮かべるのであった




つづく、、、