<WOWOWサッカーゼロ通信09/08/21>
ガンペール杯バルセロナvsマンチェスター・シティから、王者バルセロナの今シーズンを占ってみたい。
スペイン史上初の三冠を達成した昨季から、大幅なメンバー変更なしで迎える今季のバルサ。最大の焦点はエトー&イブラヒモヴィッチの交換トレードの成否だが、イブラヒモヴィッチはエトーほど戦術的な柔軟性がなく、特にフレブを失ったウイングは層が薄い。
そうなるとポイントはカンテラだ。特にペドロ(22歳)とジェフレン(21歳)には大きな責任がのし掛かる。共に左利き、生粋のウインガーで、プレシーズンマッチではゴールも量産している。しかし好調シティ相手では苦労する場面も多々あり、今後更なる成長が求められる。期待のガイ・アスリン(18歳)は線が細く、まだまだトップでは厳しいだろう。
シティ戦では、中盤のチアゴ・アルカンタラ(18歳)とジョナタン・ドス・サントス(19歳)が素晴らしいプレーを見せた。ブラジル代表マジーニョを父に持つチアゴと、父・兄が共にプロ選手であるジョナタン。2人のサラブレットは、着実に成功への階段を駆け上がっているようだ。
ムニエサ(17歳)とフォンタス(19歳)も注目株だ。共に左利きのセンターバックで、ビルドアップの貢献度が極めて高いモダンなDF。ブラジル代表経歴を持つエンリケを差し置いて、既にトップチームへの定着を内定させている。
しかし最大の注目はやはりボージャン(18歳)だろう。トップ登録3年目、背番号11を背負う天才FWは、今季のバルサの命運を握る。エトーと比較してもイブラヒモヴィッチは故障が多い。ボージャンの出番は必然的に増えるだろう。昨季は僅か2得点…、クラブ史上最年少出場記録を持つ神童が、真価を問われるシーズンとなりそうだ。
★Star File 350 ボージャン・クルキッチ スペイン/バルセロナ/FW パワ:2 スピ:5 テク:3 パス:3 芸術:3 男前:4 一言:フェミニン
