【第6話】〇い〇き好き(笑)の等身大、現る!混乱する僕に、彼が発したのは、意外な言葉だった。 | 引き寄せの神様が言うことにゃ(笑)~日常は奇跡化する~

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引き寄せがまったくおこらなくなった僕が、
引き寄せの神様に
お願いしたら、
日常が奇跡化していった、リアル&フィクションストーリー。

 

 

 

 

第5話からのつづき

 

 

突然目の前に

現れた、

 

 

等身大、

の存在に、

 

僕は、思わず、言葉を失った。

 

 

立ちすくんで

言葉が出てこない僕。

 

 

 

流れる沈黙。

 

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

 

『ん?用がない?

ほいじゃ、わしゃ、失礼するぞい!』

 

 

踵をかえして、

帰ろうとする塩対応の存在に、

 

 

え!早っ!!

 

思わず、

『ちょ、ちょっと待ってください!!』

 

あわてて引き止める僕。

 

『ん?なんじゃ、用があるなら、

はよ、言わんかい、

わしゃ、いそがしいんじゃ!』

 

 

な、なんか、

思ってたイメージと違うんだけど。

 

僕は、思い切ってきいてみた、

 

核心を。

 

 

『あ、あの、

あなたは、

 

神様、ですか!?』

 

 

『そうじゃ、わしゃ、神様じゃ。』

 

サラッと答える神様。

 

やっぱ、

イメージと違うんだよなあ。

 

 

思いながらも、

神様に一番伝えたかったことを

まず、お伝えすることにした。

 

『あの、ありがとうございます!

神様。

 

神様にお願いしたおかげで、

なんか、色んなお願いが

叶ってて、

 

ほんと、ありがとうございます!』

 

 

『ほうほう、それはよかった。

ほいじゃ!』

 

 

早々に帰ろうとする神様を

 

『ちょ、ちょっと待ってください!』

 

必死で、引き止める僕。

 

『なんじゃ!わしゃ、今から、

弁天ちゃんと、

たい焼きカフェに行くんじゃ。』

 

え?

弁天ちゃんって、弁天様?

たい焼きカフェって、

たい焼き好き?

 

ツッコミどころ満載の

返答に、

 

思わず

僕の口から出てきたのは、

 

『神様は、何の神様なんですか?』

 

 

その質問を聞いたとたん、

目をキラーんとさせた神様が

言ったのは、

 

 

『わしか?わしは、

 

【引き寄せの神様】じゃ!』

 

 

『引き寄せの神様!?』

 

 

引き寄せの神様とか、

いたんかい!

 

こころの中で

驚きをつぶやく、

僕の声が聴こえたように、

 

 

『そうじゃ!』

ニヤリとして答える神様。

 

 

・・・・・

 

 

なんか、頭ぐるぐるするけど、

とりあえず、

この状況を受け止めることに

決めた僕。

 

 

『そうなんですね!

 

えっと、引き寄せの神様が、

なんで、僕の前に現れて

くれたんですか?』

 

 

やっと訊きたかったことが

出てきた。

 

 

 

返ってきたのは

意外な言葉だった。

 

 

『そりゃ、おぬしが、

プロトタイプとして、

 

ちょうどええ塩梅

だったからじゃ。』

 

 

話がエヴァっぽくなって

きたんだけど(笑)

 

 

一体全体、

どーゆーこと!?

 

 

 

【第7話につづく】