昨年、小樽へやってきた 故たちまわりさんの娘・・・
 
ネットで同好の者として知り合った たちまわりさん。
既に、彼は病魔に侵され自分の最後を知りながら戦っておられました。
そんな体調がすぐれない中、zeroが1/50ミサイル艇くまたかのウォータージェット製作で立ち止まっているところ、自分の製作経験とRCウォータージェットの先駆者である彼の友人を照会していただき、なんとか完成をみることができたところです。
そんな彼の夢は、RC船の素材として、加工の自由度が高く、廉価でどこでも入手可能な紙船を世に広め、幾多の水辺で走航している紙船を見ることが夢でした。
zeroがmatsuさんとHSRFを立ち上げた時に、彼は速攻で『自分もメンバーに入れて欲しい。体調が良くなったら、支笏湖で一緒にやる』と話されていた・・・
 
身体の自由が効かなくなった頃、彼から『娘達を引き取って欲しい。支笏湖で走航させて・・・』とお願いされてました。
 
そして昨年、たちまわりさんの意志を引き継ぐ人達のご協力により、愛娘がzeroのところへやってきたのです。
 
責任重大との思いもあったせいか、愛娘をお色直して整備も済ませたはずだったのに・・・・昨年は最悪な結果となり、不動のまま支笏湖に浮いただけでした。
今回は、失敗は許されないという思いの中、当日朝を迎え・・・雲が多く風が強い状況で、不安一杯でしたが、支笏湖の女神は微笑んでくれたんですね。
最高のロケーションを用意してくれてました。
 
いざ! 進め紙船!

たちまわりさんに捧ぐ・・・