選択可能な治療
① 抗がん剤ナベルビンを使った抗がん治療
② 残りの右胸水を処置する対処療法
③ 右胸水に続いて心嚢液を処置する対処療法
④ 肺炎の治療=ステロイド投与
⑤ 何もしない(ただし…)
①の抗がん治療。
いまは食欲もなく、酸素の供給がないと普通に過ごすことすらできない。抗がん治療の副作用に耐えられる体力があるとは思えない。
また期待度から言えば、シスプラチン+アリムタを超えるものではなく、それを敢えて飛び込むかというジレンマがある。
②と③については貯留量が一定量を超えている必要があり、まだ少し時期的に早いとの判断。
④肺炎の治療。
肺の中に溜まった水を積極的に抜く処置を行う。ただ、呼吸困難の原因にアプローチするものとなるかはまだ不明。
⑤何もしない。
しかし裏メニューがある。
丸の字。
実は④のステロイドと丸の字は二者択一な関係にある。
主治医には全てを説明してある。
ステロイドを開始すると丸の字の努力が無になると言われ、体調急変の場合には致し方なしとお任せする旨を伝えてある。