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どなた様もようこそお越しやす (`*)

胸膜中皮腫を患い現在患者歴2年生。

これまで抗がん剤治療を8クール経験。

日々楽しく生きることを追求している。

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ミギえもんさんが僕のことを記事に書いてから、多数の応援コメントを頂いた。


コメントを下さった方々に改めてお礼を言いたい。

ありがとう。

確実にチカラを貰った。




昨日朝の状態。


息苦しい。

咳の発作からの吐気。

消えることのない胸の痞え。

耳鳴り。


中でも息苦しさは、生活全般に支障が出る。

椅子に座った姿勢から立ち上がり、ゆっくり歩いて隣の部屋へスマホを取りに行き、同じように戻ってくる。


心臓バクバク。

息ハアハア。

たったそれだけのことに、全力疾走してきたかの有様である。


この日の胸部X線検査で、右肺胸水の過剰な貯留を確認。

ちなみに僕の胸膜中皮腫は左肺。

当然こちら側で胸水が溜まり、このときは胸腔鏡検査に続けて胸腔ドレナージにより抜き取った。

その後、左肺胸膜が肥厚することにより左肺は膨らまない肺となった。

こうして、残された右肺は最後の砦となったのだった。


その右肺に、である。

原発が左肺で、右肺にも胸水が溜まるケースは珍しいと、主治医も首をかしげる。





そして提示されたのは3つの案。


とりあえず溜まっている分を抜いて、その後の様子を観察する


胸水を継続的に溜める排液バッグを身体に取り付け、自分で胸水の処理を行う


①に続けて、胸膜癒着術を行う


同席していた妻は、決断を来週へ先延ばしにしたいようだった。


しかし僕の決断は早かった。

今ある息苦しさは、胸水が原因。

胸水が肺を圧迫して息が浅くなっている。

やるなら今だ。





そしてこのとき僕らは、別のことを同時に知る。

先週の検査画像では少し溜まりはじめている程度だったのが、今回は明らかに放置できないレベルに達していた。

1週間と言わず、早ければ3日程度でこうなると聞き、選んだのは②。


早速の処置と、大事を取っての入院という段取りとなった。