消化管の働きが落ちるので、便通も滞る。
それでも頑張って食べていると、今度は腹が張ってくる。
鏡に映る自分の姿を見て「ご懐妊…」
そんな単語が頭に浮かぶこともあったが、それも第2クールまで。
どうするか。
①抗がん剤投与開始と同時に、酸化マグネシウム錠を2錠使いにする。
…便を軟らかくして出しやすくする
…ただし排便後のスッキリ感がなくなる
…また永く頼りすぎると排便が下手になる
…なので腹の張り具合を見ながら使用をやめる
②便秘体操をする。
…仰向けに横になり、片膝ずつ胸前に引き寄せる
…腕で膝を外側から抱え込み、さらに膝を胸に近づけながら、頭を起こして顎を膝に付ける
…片膝を両膝に変えて繰り返す
③横になって腰を温める。
…看護師さんに便秘を訴えたとき、温める方法を教わった
…病棟に備えるホットパックをレンジでチンし、仰向けに横になった姿勢でそれを腰の下に敷く
④「食欲不振」対策。
…「食欲不振」の記事を参照
(相部屋の方のご家族から頂いたお花)
《禁忌?》
プルーンには緩下作用があるけれど、抗がん剤治療では腎臓に負担が掛かるため、便秘対策として摂るのは避けた方が良いらしい。