美術品競売でも「チャイナマネー」=中国の画家トップ、ピカソ陥落
美術品競売で、首位の常連だったピカソに代わり、中国の画家、張大千が初めてトップとなった。
美術品情報大手アートプライスのエールマン最高経営責任者が、AFP通信に語った。
張大千は中国で人気があり、作品のほとんどは中国で競売にかけられたとみられる。美術品市場での「チャイナマネー」の急速な台頭を象徴していると言えそうだ。
アートプライス社のまとめでは、張大千の作品の落札総額は5億5453万ドル(約443億円)と個人の総額としては過去最高。
2位は中国の美術家、斉白石の5億1057万ドル
3位は米画家アンディ・ウォーホルの3億2588万ドル
14年間で13回首位だったピカソは、3億1469万ドルで4位に後退した。
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