ブラッド・ダイヤモンド
≪公開時コピー≫[自由][家族][真実]──
彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。
製作国:アメリカ
製作年:2006年
公開年:2007年
【監督】 エドワード・ズウィック
【製作】 ジリアン・ゴーフィル
マーシャル・ハースコヴィッツ
グレアム・キング
ダレル・ジェームズ・ルート
ポーラ・ワインスタイン
エドワード・ズウィック
【出演】 レオナルド・ディカプリオ (ダニー・アーチャー)
ジェニファー・コネリー (マディー・ボウエン)
ジャイモン・フンスー (ソロモン・バンディー)
マイケル・シーン (シモンズ)
アーノルド・ヴォスルー (大佐)
カギソ・クイパーズ (ディア・バンディー)
デヴィッド・ヘアウッド (ポイズン大尉)
ベイジル・ウォレス (ベンジャミン・マガイ)
ンタレ・ムワイン (メド)
スティーヴン・コリンズ (ウォーカー)
マリウス・ウェイヤーズ (ヴァン・デ・カープ)
【Zero的評価】 1500円
【リピート率】 ★★★★
【見所】 夕焼けと赤土。
【鑑賞本数】 年間:16作目 通算:457作目
【 感 想 】
武装解除・瀬谷ルミ子さんのブログでちらっと紹介されていた「ブラッド・ダイヤモンド」。「紛争映画」ともいえるし、ヒューマンドラマとも捉えられるし、想像以上に骨太な作品だった。
アフリカのシエラレオネ共和国が舞台。まず、シエラレオネがどこか見当もつかないことが恥ずかしい。紛争地帯のアフリカ=南or東側と勝手に想像していたが、正解は西アフリカ。ダイヤモンド他鉱山が経済の基盤となっていて、利権をめぐって、内戦が起きている模様。背景に移民と宗教が複雑に絡んでいるのは想像がつく。それはさておき。
ディカプリオ演じるアーチャーは、反政府勢力RUFに武器を調達し、代金として受け取ったダイヤいわゆる紛争ダイヤを密輸しているローデシア生まれの白人傭兵。ざっくり言うと悪い奴。ただ、彼がそういう風にしか生きられなかった背景が何ともはや。
アフリカ生まれの白人が何を意味するか想像できなくもない。アーチャーだって、真っ当な生き方を選べるなら選びたかっただろうに、利用され続ける人生だったことが垣間見える。アフリカを脱出するチャンスが垣間見えた今、一か八か賭けて何が悪い…と、思わないでもない。
「この大地の赤色は、流してきた血の色で染まっている。そして、おまえの故郷でもある。ここからおまえは離れることはできない。」
ソロモンの何が何でも家族を取り戻すんだ。という気概と行動、そして、アーチャーと友情を深めるあたりは見ごたえがあるんだけど、どんなになっていても息子に「一緒に家に帰ろう。元の親子に戻ろう」といえる親父に号泣。
ダイヤモンドは女性の永遠の憧れ(らしい)けれど、ダイヤを買うことで、ゲリラの資金を与え、間接的に紛争の片棒を担ぐとしたら…。知らないということは、ホントに恐ろしいことだよ。
「ブラッド・ダイヤモンド」とは紛争ダイヤモンド(武器や麻薬の資金源)のことで、作中に出てくるピンク・ダイヤモンドのことではない。と、付け加えておく。
