選抜クラスの石谷(いしたに)です。
朗読劇「銀河鉄道の夜」の発表会を観に行きました。
駅から歩いて10分、会場が見えてきました。なかのZEROです。プラネタリウムもあります。すごいです!
プラネタリウム特有の雰囲気を楽しんでいると、あっという間に発表会スタートです。今回は2チーム(AとB)に分かれてそれぞれ同じものをやるみたいです。Aチーム発表の前には、お空にたくさんのお星様が映し出されました。東京でこんな星空を見ることができるとは…感激です!
ステージにスポットライトが当たり、立ち姿、表情が目に飛び込み、第一声が耳を貫く。その瞬間、僕の浮わついた心は、一気に現実へと引き戻された。
「ほんとに中高生⁉︎」
ほとんどの方が演技未経験で、たった5回のレッスンでこの発表会に臨んでいると聞いていたのですが…そうとは思えないほど、堂々としていて、緊張を感じさせないどころか楽しんでいるように見えました。そしてなによりみんなキラキラしていました。
僕はここ1、2年、芝居を楽しいと思えていないんじゃないか…脳裏にそんな思いがよぎりました。
高校を卒業し、2年間の専門学校生活を経て、ここアクセルゼロに来ました。芝居を始めて5年。できることも増え、同時にできないことも自認できるようになっていると思います。(そうであって欲しい…)声優になりたいという想いが募り、そこに焦りや不安が入り乱れていく。そんな毎日を過ごしていくうちに、いつしか楽しむことを忘れ、「うまくやろう」とか「爪痕を残せるように」とか、そんなことばかり考えていたのではないかと気付かされました。
今回素晴らしい朗読劇をやり遂げた中高生のみなさん、そしてクラスメイト、僕の周りにはすごい人ばかり…このままじゃ誰の背中すらも見えなくなるんじゃないか…おっと、いけません。ネガティブ思考が僕の悪いところです。まずは楽しめ!芝居も、この逆境すらも‼︎そして、半年後に迫った進級審査に向かって、今自分にできることを全力で、『誠実』さを忘れずに。その先にある『満ちた自信』を手にするために。
選抜クラス 石谷