この世の中は弱肉強食。
食うか食われるか。
なんて遥か昔、
昭和時代には聞いた事がある。
10年程前、私がスピリチュアルな世界と出会った頃に、誰かから奪わないと幸せになれないなんて真っ赤な嘘。
パイはひとつじゃないと聞いた事があった。
誰かが沢山食べたら食べられない人がいる。
そんなのは真実じゃないと。
だから頭では分かっていた。
そしてもうこれからは、
まさにそういう時代になっていく。
1人1宇宙。
そういう世界になっていくんだ。
そう思っているつもりだった。
だが、どこかでまだパイはひとつしかないと
信じていたようだ。
パイはひとつじゃないのかも。
でも、もしかしてひとつしかなかったら、
食べられない人がいたら可哀想。
だからみんなで分けよう。
そんな考えが頭の片隅に残っていた。
だから最大限に望む事を抑えて来た。
私は奪う側にはなりたくない。
人から奪うぐらいなら、譲った方が気が楽だ。
そうやって、自分に望むことに制限をかけて来たようだ。
全て無意識。
でも私の潜在意識の中には、
幸せの分量は決まっている。
そんな観念が握り締められていた。
そして
人から奪う人間は悪だ。
そんな人間になってはいけない。
そんな人間になるくらいなら、
不幸になった方がマシだ。
だけど真実は、
本当にパイはひとつじゃないんだ。
それどころか、みんな自分の好みのパイを自分が欲しいだけ作り出せる。
甘いアップルパイも
甘さ控えめのアップルパイも
甘くないミートパイも
ポテトパイだって
どんなパイだって作れる。
絶妙な調整もできて、
一人一人の好みにピッタリのパイが作れる。
それも一人一人自分の手で。
その事が腑に落ちた時、私の中にあった観念。
黒い塊となっていたものが溶けた。
誰かを不幸にしなくったって、
みんな幸せになれる。
本人が望みさえすれば。
なーんだ 世界って平和じゃん![]()

