4分でわかる「阿片戦争」
阿片戦争(1840)とは
イギリスが資金蓄積のため、中国(清)にアヘン(麻薬)を売る
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中国でアヘン中毒者が増加
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中国が反発、アヘン商人を追放。貿易拒否
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イギリスがキレて戦争勃発
という理不尽な戦争です
この戦争後、イギリスと清との間に不平等条約が結ばれます
当時、幕末だった日本は、この戦争に相当なショックを受けたらしいです
さらにこの17年後、イギリスとフランスが中国にアロー戦争(1857)をしかけます。
アヘン戦争後、清国内での反英運動が激しくなり、イギリスが期待した程の商業利益が上がらなかったため、イギリスの政界では、再び戦争を起こして条約の改正を求めるべきだとの意見が強くなってきた。
そして英国は「アロー戦争」をひき起こす。
さらに、フランスも「宣教師が逮捕斬首にあった」と口実にして出兵。
さらにさらに、アメリカ・ロシアも、戦争には加わらないものの条約改正には参加すると表明。
酷い時代ですね。
まさに1vs4の集団リンチ。
この戦争は、他の列強諸国も便乗するところとなり、
アメリカ合衆国との望厦条約、フランスとの黄埔条約などが結ばされてしまう。