いよいよ、天平杯決勝です!!
前回、「私を花にしてください」という真子ちゃん。
彼女は賀寿のダンサーとしての魅力を誰よりも分かっていて、対して自分に魅力が欠けていることを引け目に思っていたのだろう。だから兄の邪魔をしないことだけを強く思っていた。けれど多々良とカップルを組んでなりたい自分を見つけた。大きな一歩だと思います。前回の彼女の言葉が今回も繰り返されたけど、あのシーンは切なくて泣きそうになりました。
そんな気弱な真子ちゃんが、多々良のリードで会場の視線を集める姿はまさに大輪の花。賀寿でさえ真子の放つ魅力に惹き付けられてしまうのです。
そして多々良のリード。社交ダンスにおいてリードは花を立てる額縁でなければならないのだそうです。額縁の魅力が強すぎると相手・・・花の魅力が霞んでしまう。かつての賀寿・真子ペアはまさにそれだった。
多々良の選択はそれとは全く逆で、黒子役に徹することで、真子ちゃんの魅力を最大限に引き出し、観客に伝えようとするのです。
その代わり多々良は真子ちゃんの影に隠れますが、決勝の舞台で、彼の持つ知識や経験、能力を総動員し、真子ちゃんを活かすダンスを即興で組むという離れ業をやってのけたことにゾクゾクしましたし、花開いた真子ちゃんの姿に胸が熱かったです♪(๑`・ω・´)و✧グッ
気がかりなのは、彼のリードが審査員にどう評価されるかですね。
周知のように額縁は絵画や写真を飾るのに用いられます。また絵画など現代アートを飾る際には、専門の職人に絵画のための額縁が発注されます。とはいえ、普通の人間は額縁には目を向けたりしないでしょう。その意味では多々良は良い額縁と言えるかもしれません。彼は真子ちゃんの影となって彼女の魅力を引き出したのだから。けれど彼は額縁として失格であるように思います。真子ちゃんの魅力は多々良という額縁に収まりきらず、飛び出してしまっているからです。
しかし多々良という額縁がなければ、
真子ちゃんはこれほど輝かなかった。
彼のリードが審査員にどう評価されるのか。そして2人のダンスを見た賀寿・雫ペアがどんなダンスをするのか。ドキドキします!^^
ただ、この2人の関係がとても素敵で、2人が一緒に成長していくのを観たいから、2人に勝ってほしくないという思いもあるんですよね。
勝ってほしいけど勝ってほしくない。とても複雑な心境です。どんな結果になろうと、カップルを続けてくれないだろうか?www