ストーリー上、やってはいけないことをやってしまった気がします。
これまで松原たちはコツコツと承認力を積み上げて作戦に臨みましたが、結局のところ、颯太のアイデアで奇跡的に蘇った創造主セツナがアルタイルを改心させるという。
問題はこれが真鍳のチート能力によるものだということです。
作家たちが正道を辿って作戦に臨んでいるのに対し、真鍳の力を借りるのは邪道と言わざるをえません。もちろん世界が滅亡する瀬戸際だから、勝つために手段を選んでいられない、勝てるなら何でもいいのは分かります。けれど真鍳の力で勝ってしまっては、それまで努力をしてきた作家たちは、また消滅した被造物たちは何だったのか、となってしまいます。
通常の攻略ルートでは歯が立たなかったから、最後に裏技を試すしかなかったと擁護はできますが、そもそも真鍳が颯太に力を貸したのは、こっちのほうが面白そうだと気まぐれを起こしたに過ぎないし、真鍳から颯太に接触する展開は根本的な部分で颯太の努力よりも真鍳の棚ぼた要素を強めてしまい、微妙な結末にしてしまったと思います。
良かった点は、セツナとアルタイルの関係性でしょう。創造主と被造物の関係性はこの作品の大きな魅力で、その点は彼女たちにおいても変わりませんでした。
ただ、この点についても、蘇ったセツナは颯太の《こうあってほしい・純粋で穢れのないセツナ》に過ぎないと考えると、彼女の言動1つ1つが本心なのかと疑ってしまいます。
もっとも、《颯太が願っているセツナ》というよりは、《アルタイルがこうあってほしいと願っているセツナ》であるとは思いますが。だからこそアルタイルはセツナに心を動かされずにはいられない、そう考えるとセツナ現界における颯太の役割の比重がグッと大きくなりますが、
ブリッツに対して彼の娘を蘇らせた駿河駿馬以上に颯太の性格は悪いと言えそうですwwww クリエイターにとっては褒め言葉になるのだろうか?(;  ̄▽ ̄)
加えて、颯太の作った真っ赤な嘘(つまりセツナ)が裏返って本当になるということは、生前のセツナがどう思っていたのかは分からないけれど、それは無かったことにされて、彼らの創ったセツナが自殺したセツナの本心になってしまったということではないのか?
だとしたら真鍳の能力で消されたセツナの心はどうなるの?
そもそも死者に対する冒とくではないのか?
世界滅亡は回避されたけれど納得できません。
颯太たちは彼ら自身の力でセツナを創り出さなくてはならなかったのではないか?
なんにせよ真鍳の能力が便利すぎて興醒め。
百合エンドに関しては想定外でしたwwww
嫌いじゃないけれど、戦って白黒をつけてほしかったです^^