《アリスの夢》と呼ばれる超能者たちを研究する施設から脱走した《赤の女王》紗名は、頑固親父・蔵六と出会ったことでその運命を変えていくというお話。
正直に言うと、序盤はありがちな異能力ものか妖怪ものにしか見えなくて、全く食指が動きませんでしたが、蔵六のキャラクターが見えてくるにしたがって、次第に引き込まれてしまった。
というのも、初めて施設の外に出た紗名は常識が全く欠けているために、ことあるごとに蔵六に叱られ、頭を拳骨でゴツンと殴られ、あるいは諭されるわけですが、大人として未熟な子供を拳骨で叱ることのできる蔵六に大きな魅力的を感じるのです( *´艸`) しかもそこには頑固親父なりの思いやりがある。
そもそも大人の男と少女の組み合わせは定番中の定番で、よくあるのはどちらか一方が(あるいは両方が)何らかの問題を抱えていて、出会いによって変化していくという物語ですが、『アリスと蔵六』もその例に違いない。
一例をあげるとジャン・レノ主演の映画『レオン』が有名だけど、最近のアニメでは『スペース☆ダンディ』第5話「旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ」が記憶に新しい( *´艸`)
というわけで、蔵六と出会った紗名がどう変わっていくのか見ものですが、一方の蔵六も紗名と出会ったことで変化が生じるのか気になるところ。
監督は『真月譚 月姫』、『神様のメモ帳』、『ふらいんぐうぃっち』の桜美かつし、シリーズ構成は『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『WXIII 機動警察パトレイバー』、『青い花』の高山文彦で、この2人はすでに何度か同じアニメで仕事をされている。
ぜひとも蔵六を生き生きと描いてほしい♪