NHKラジオで中身のあるクマ対策を聴いた。一時間。

兵庫県立大学教授で長く獣害対策をやってきた人。

兵庫県では何十年も根気強く頭数の把握や捕殺を

実施してきた。東北は今回の騒動が起きるまで

手薄であったと感じた。

 

また海外、アメリカやヨーロッパの事情も紹介していた。

クマの生育密度は海外のおよそ10倍もあるという。

それなのにこの無策の現状、最近アメリカで

クマのフォーラムが開かれた折り、あきれられたという。

野生動物との関わりを学ぶ大学、学部も多く

学生も多い。そして就職先がある。

 

秋田県では数千の個体を捕殺したという。それなのに

まだまだ里に下りてくるということは相当の数が

生息しているということだ。コップからあふれた水を処理する

だけではどうにもならない。あふれる元を絶たなくてはならない。

 

ちらちら短時間で学者がコメントをしているのを

聴いていたがこの特集は中身がとても充実していた。

コメよりもクマ、早く普通の生活がもどるように

してあげないと。

  2025,11,17