皆様こんばんは。
あれから再度漏れ出したり、腹水がまた急に増えたり…等も無く、ものすごくおちついた1日を過ごせました。
なので書くことが何もないので、過去編その3を書きたいと思います。
自分の与り知らぬところで生死の境を彷徨っていた話です。(何)
あれは去年の6月頭頃だったでしょうか。
腹水コントロールの為、1週間ほどの短期入院をしました。
その時の体重はおよそ100キロ近く…とにかく身体が重くて重くて仕方なかったので、やむを得ずという形でしたが。
治療はアルブミン製剤の投与やその他肝機能の向上を目的としたもので、過去にも数回短期入院した事もあった為、せいぜい「また入院の時期が来たか」程度の感想でした。
事実、今ほどビリルビンも高くなく、腹水が半端ない量であること以外では変調はありませんでした。
入院開始から2日目、その日はなんだか1日中眠かったのを覚えています。
かと言って目覚めなくなる訳ではなく、ベッドに横になっているといつの間にかウトウトし始めて、そのまま眠ったりギリギリで起きたり……
入院して2日目という事もあり、日頃の疲れが出てきたのかなぁと思いつつ消灯時間に。
夜眠れなかったらどうしよう?という懸念はどこへやら、あっさりと深い眠りに落ちていき……
次に目を覚ましたのは約2週間後の夕方でした。
目が覚めて真っ先に飛び込んできた映像は、知らない天井、元居た大部屋3室分位の部屋に置かれた心電図のモニター、そして心配そうにこちらを見ている父と叔父でした。
父は私が目を覚ました事に気付くと大慌てで駆け寄り、「大丈夫か?俺が誰だか分かるか?」と尋ね始め、叔父は驚きながらもナースコールを押してくれてました。
自分では「夜に寝て朝に起きただけ」だと思っていたので、父の尋ねる意味がさっぱり分からず、何言ってんの?と聞き返そうとした瞬間、身体の違和感に気付きました。
まず、声が出ませんでした。
口には酸素マスクが付いていたのですが、その上で口内が乾燥しまくりでカラッカラだったからです。
また、鼻には気道確保用のチューブが入っており、つまりは生命維持装置でギリギリ生かされていたという事を意味します。
手首足首には拘束帯が巻かれ、ベッドの柵に縛りつけられており、腕や太ももの付け根あたりに計5~6本の点滴管が繋がれていました。
そして拘束云々の前に、全くと言っていいほど身体に力が入りません。
余計に意味の分からない私は何とか声を出そうとしますが、乾燥のせいで喉が上手く開かず四苦八苦。
そのうち看護師と担当医が飛び込んできて、現状を説明してくれました。
2日目の深夜、既にこの段階の記憶はないのですが、催してトイレの大きい方へ入ったらしいです。
しかし看護師さんが巡回するたびに姿が無いことに気付き、トイレで返事が無いまま鍵のかかっている個室を発見。
外から鍵を開けてみると、なにやら大量に出血しながらぐったりしている私を発見したそうです。
既に呼吸も意識も無く、速攻でICUに放り込まれた私は、どうにかこうにか命は繋がったものの意識は戻らず仏さん状態に。
ここで血まみれで倒れてた理由が迷走してて、聞く人によって回答が違う(食道静脈瘤の破裂説や気絶時に頭部を強打した説、その他にもいろいろ…)ので未だによく分かって無いのですが…
唯一ハッキリしているのがアンモニアの数値が400だか500をオーバーしており、深い肝性脳症だった事と、いつの間にか肺炎を患っていた事(その頃も微熱と咳は日常茶飯事だったので気にしてなかった)でした。
正直目を覚まさない期間が2週間間際だった事もあり、もう少しで脳死判定を受ける所だったそうです。
今だからこうして書けますが、眠っている間に死んだことにされそうになったと知った私は気が気じゃありませんでした。
ちなみに私が拘束されていた理由は、無意識のうちに点滴の管を引っこ抜いてしまうかららしいです。
腕のはともかく太ももの付け根のラインと呼ばれる管は、毎日大量の栄養剤を点滴するために、針も管も、そして刺す血管も太い為、針を入れる時は相当痛いのだとか。
その痛みに無意識に反応して管を抜いてしまう為、やむを得ず拘束している状態でした。
説明を聞いている間も、アンモニアが高いのか急に起きて疲れたのか、すぐにまた眠くなってきました。
再び昏睡状態に陥ったら怖いなぁと思いつつも、先生や父の「少し寝な」という誘いに耐えきれずそのまま就寝。
翌日の朝は普通に目を覚ました私ですが、ここからもしばらく辛い入院生活が続くことに……
と、意味深な終わり方ですが、あの3ヶ月にも及ぶ入院生活は1度ではとても書ききれませんので、続き物にさせて下さい。
過去編は、治療や体調の変化が無かった時に徐々に書いていきますのでご了承ください。
さて、今日は朝は駄目でしたが昼食と夕食は全て平らげることが出来ました!
お腹のへっこみ具合に感謝しつつ、且つこの状態を最低でもキープできるよう祈りつつ、終わりたいと思います。
皆様お休みなさいませ。

