




常日頃かまぼこと云えば、うどんやそばに浮かんでいる、うすい二切れくらいの
アレしか思い浮かばないのですが
チョイ、と造作を変えるだけで目に楽しい一品へと変身してくれます。
たとえば器を笹の葉にしただけでも
凜、とした粋な風情を感じさせてくれますネ。
高額な素材を使わなくとも、切り方や彩りの工夫の積み重ねで豪華な気分に浸ることもできます。
ちなみに、老舗の蒲鉾屋さんで
ちょっと勇気が必要なお値段の品を食したことがありますが ....
「 かまぼこって、実はこういう食感・味だったんだ 」
なかば目からウロコでございました。
最後に ....
1.エソ、グチ、スケトウダラ、イシモチ、などの白身を手に入れて
フードプロセッサにかけ、魚の身の1.5%の塩をふりかけて
すり鉢で充分な粘りが出るまですり続ける。
2.粘りが出たら、もう一度、魚の身の1.5%の塩をふりかけて
ダメ押しのすり込みでツヤをだす。
砂糖( 身の 10 % 前後 )、みりん( 身の 5 % 程度 )を加えて
ほぼペースト状になっていれば完成 ( 不安なら卵白を 1 ~ 2 個分加える ) 。
※みりんは 「 みりん風調味料 」 ではなく、 「 本みりん 」 を。
3.これをホームセンターなどで仕入れた板の端材に塗りつけて
15分から20分くらい( 大きさによって蒸し時間は違う ) 蒸す。
4.蒸し上げたかまぼこを氷水に 3 分ほど漬ける。水気を取って好みに切り分ければ完成。
昔はフードプロセッサなどはなく、
最初からすり鉢でえんえんとすり続けるしかなかったのでたいへんだったようですが
かまぼこって、実は立派な家庭料理だったのですネ。
でも ! かつての家庭では苦労が充分に報われる 「ホンモノの旨さ」を実感していたみたいです。