小説 家族連写 森浩美  | てんつぶ

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支えになることもある 
悔いることにもなる 
それでも心に連なる映像は 
あなたが生きた証となる 
 

あと何回、親に会えるか、
数えたこと ありますか?

 

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大阪のおばちゃんそのものの母、その喜寿祝へ独身主義者の彼女を連れてく 
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父が趣味のカメラをやめた訳 
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初めてのお給料で 
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子供が出来て家族が生まれ、子供が巣立ち夫婦に戻る 
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亡き母の里に引っ越した父の想い 
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子供たちは嫌がるが、父が家族写真を毎年撮り続ける理由 
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期限切れの入場券を持った母子を見て、貧しかった日を思い出す 
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チョビとの出会いとお別れ 
 
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しあわせやなあ/ピンボケ/温かいお札/妻の逆あがり/紙ヒコーキ飛んだ/ほら撮るよ/お駄賃の味/ここにおいで