18年間使い続けたNationalのホームベーカリーが、モーターが劣化して、混錬できなくなったので、新しく購入しました。

 

 シャフトのシールが焼き付くたびに、サービスパーツを交換してきましたが、数年前からサービスが停止され、前回は別の部品を加工して使用しました。

オーブンとしての機能は問題ないと思いますが、古い家電のコードは、繰り返し折り曲げられた部分など、内部で銅線の劣化があると、電気抵抗が増え、発熱して火災の原因になることがありますので、

サービス期間を終了した家電を使うのは、やめたほうがいいと思いました。

 

 新しく購入したホームベーカリーは、

MK精工の「ふっくらぱんやさん」

 



 オート機能で食パンを焼くよりも、自家製酵母で生地を練って、発酵と成型、焼き上げはオーブンを使うことが多いので、多彩なメニューや、自動イースト投入などの機能は必要ありませんので、

モーターの出力と、バケットの容量で選びました。

お値段も、25000円で、出力を基準に比べると、オートメニューが豊富なPanasonic38000円よりも安いです。それでも19メニューで豊富です。

 

 18年前、ホームベーカーリーは、標準的な1斤サイズは、5000円~8000円で選ぶことができましたが、当時のハイエンド機種で、ソフト食パンと天然酵母メニューを搭載したハイエンドの12000円に投資しました。

現在のハイエンド機種は46000円を超えて、

40超のメニューや高級食パンが自宅で作れるそうです。

 

 早速取説に掲載されているレシピで、試作しました。


いいかおりで、良好な焼き上がり。ふっくら、もっちりした食感には、モーターのトルクが十分にあって、適度な混錬が必要です。


 レシピを見てすぐに気が付きましたが、食パンの標準レシピが、かなりバターが多いです。

「ふっくら」の秘訣は、バターということです。

旧型レシピの約1.8倍のバターを使うので、2度目は半分にして、その分水を10cc増やして調節してみましたが、腰のある確りした食パンに仕上がりました。

サンドイッチなどには、こちらのほうがうまくできます。

 

 焦げ目の調整ができるので、耳をハードにしたり、ソフトに仕上げたり調整ができます。

フルオートと混錬、発酵など、工程で止めることができるので、成型パンの生地練りだけでも使いやすいです。

 

 一番良い点は、本体重量が重くなった半面、

モーターの音が静かで、振動が少ないことです。

これなら、寝しなに仕込んで、朝食に合わせて焼き上げても、

快適です。

 

 もう一つの選択理由は、焼き芋が焼かることも決めてです。最近は甘くねっとり焼き芋が人気ですが、ほくほく焼きもできる点が

気に入っています。すごくおいしく焼きあがりました。