(おせちでカルテット)これまでのお話で、薫子、咲子、満里子、由香子の4人が、中学からつづくいかに大切な親友同士であるかが描かれています。そんな4人がある年の大晦日から元旦にかけて、次から次へとトラブルに巻き込まれていく様にハラハラさせられっぱなしで、頁を繰る手が止まりませんでした。トラブルを乗り越えて、咲子は思います。これから先何が起きるかわからないけれど、勇気を持って挑もうと思う。大丈夫。私達にはいつだって可能性という名前の味方がついているのだから。私も同じような姿勢で生きて行きたいなあと共感しました。