前に大腸内視鏡検査した時の事
組織検査はしますが
どっちみち大きい組織は切らないとダメですね
という説明を受けました
その病院では入院ができないので
他の病院に行く必要があります
検査をした先生は
週に一度、他から来てる先生で
かなり無口でレスポンスの鈍い人
医師としてはどうかと思いますが
なんか面白くて好きなタイプです
もちろんソッチの趣味はございません
で
「切らなくちゃなんですけど、大きな病院紹介します、串本は今やってないので、新宮と田辺とどっちが良いですか?」
「先生はドコから来てますの?」
「ボクは和歌山(市)です」
「じゃ、先生んトコで」
「和歌山…遠いですよ?」
「田辺も変わらんでしょ」(←いや、遠い)
「そうですか…そんなにボクを信用して大丈夫ですか?」
いや…その一言が心配になります
そしてその数日後
組織検査の結果を聞きに行くと
「え…と…あ、結果ね」
「まぁ…良くはないけど、心配も要らないかな」
「ん?」(←どっちみち切るのでどーでもいい)
「レベル1から5まである中の3でした、ほっときゃ癌になります」
「なるほど、そうなんですね」
「………」
「え…と…それでボクはどうすれば…」
「早めにと取った方が良いでしょう」
「はい」
「………」
「だからどうすれば?」
「和歌山行きます?」
「行きますよ〜だからどうすれば?」
こんな呑気な感じで
話は決まりましたが
コレだけで終わってないので
後半へ続きます
