前回の話の続きです
コケた後
相手の方が慌てて来て
詫びを入れてくれました
30代の女性です
警察が来るまでの間
話をしてました
「あの…お仕事は何を?」
「あぁ、そこの会社でコミュニティバスの運転手してます」
と、言うと
驚いて両手で口をふさぎ
泣きそうな顔になりました
なんで?マスクをしてないオレを見て感動しているのか?(←フェイスマスクしてるのでモジモジ君みたいになってる)

「あの…私…○○自動車の○○です」
…会社の車を整備してる修理屋さんの娘でした
「あの…救急車は…」
「要らないでしょ…運動会でコケるよりケガしてないし」
「でもその出血…」
「ん?…あれれ?」
カブちんは右にスッ転んだのに

↑↑違う時の写真です
ナゼか左手の平がムケてなさる
親指も太くなってる…気がする…
突き指したんかな?
でもなんで左手?
他に擦りむいてるのは
全て右側です
たぶん
ハンドルを突いて
スイッチで擦ったんでしょう
老犬の根性のように
ヒン曲がってました
とにかく
警察の検証が終わったら
病院に連れて行かれ
夜間診療ですが
この日の当直は内科の先生で
先生が来る前に
看護師さんに治療してもらい
先生が来てから事情を聞かれた後
「レントゲン撮りますか?」
内科の医師でしょ?
「要らんちゃいます?」
「ですよね…破傷風の予防しときます?3回ほど通ってもらわなきゃですけど」
「いいんちゃいます?」
「ですよね…では、痛み止めと抗生剤だけ出しておきますね」
そして
相手さんは修理工場なので
カブちんを預け
会社の車で帰りました
帰る途中、雨上がりのコーナーを抜けたら
道路の真ん中に
冬毛の黒っぽいシカが
道の真ん中でコッチを見てなさる
カブやったら
もっぺんコケとるわ!
気をつけろ!(←オレがな)
しかし
話はコレでは終わりません

