梅の花が咲き揃う前に
大雨で散ってしまい
気の早い桜が咲き始めた今

この辺の学校も卒業式が終わったようです
って事で
たまに話の種にしてる
自身の卒業の時…
おっとその前に高校入学式の時
何度か記しましたが
老犬は定時制高校に入学しました
今から50年近く前の話です
え?50年?そんな経つ?
道理で顔の年輪も増えるハズです
で、その高校
昼は大阪府下でトップクラスの進学校
夜はバカチョンばっかと思いきや
入試で落ちる人もいました
当時はまだ集団就職が退けたぐらいの時代
近くの大手企業や病院などが
夜間学校用に時間を調整してたぐらいです
入学式は
全日制も定時制も合同なので
けっこうな人数になる中
指定された席に座ってると
一人の先生がやって来て(←後の担任)
君は老犬君?
後でコレを読み上げて下さい
と、封書を渡されました
それはラブレターではなく
入学の定時制代表の挨拶らしい
読めば良いだけですね?
そう念押しして
父兄合わせて500人ぐらいでしょうか
その前に立ち
封筒を開け、読み上げます
が、
やはり定時制はアホばかりと思ったのでしょうか
ほとんど平仮名
これ、意外と読むの難しいです
詰まりながら読み直すソレは
やはりアホに見えた事でしょう
ま、賢くもありませんけど
その後
埼玉に移り、学校も転校となりました
コチラは一学年に10人ぐらいの
アットホームな学校
卒業式の挨拶もやはり任されるハメに…
何故なら一番デキる学年唯一の女子が
妊娠中だったから
しかし
今度は自分で文を作れという事で
読みやすいように…
当然、読める漢字しか使わず
やはり全日制と合同の卒業式
全く知らない
全日制の父兄から教員から
全員泣かせたったわ!
なんか終わったら見知らぬ人から握手求められた
入学式のウサを卒業式で返したった
ところで「ウサ」ってなんだ?