最終便で
無人のバスを走らせてると(←っても18時過ぎ)
真っ暗なバス停に女子高生の姿
ミキか…な?
扉を開け
乗って来たら
「のわっ!ビックリした!」
「ナニよ?どしたん?」
「いや、クロブチメガネ…伊達か?」
「そやで、流行ってんねん」
「ギャル曽根かと思ったわ」
「マジで?嬉しい~」

「あ、そうなの?クラークケントにしときゃ良かった」
「ちょっと見て!」
「見たやん、なんやねん」
「これ見て!ゆうてんねん」
と、言って見せたのはスマホです
時刻の下に大きく
2ヶ月と何日と出ています
「ん?なにそれ」
「今の彼氏、それに付き合ってからの日にち」
「へー…そんなんあるんや」
「まだ2ヶ月やで!ヤバない?」
「2ヶ月保った方が奇跡やな、物好きな人?」
「コ○すぞオッサン…」
「顔わからんけど?」
「めっちゃカッコいいで!身長175あるし」
「ミキと違ってデカいんやなぁ」
「ミキ153」
「いっときはよぉ伸びたのに」
「最近縮んだかも」
「年寄りか!でも前はちっちゃかったもんな」
「今もやけど」
「米粒やっけ」
「米粒って、失礼やな💢」
「あれ?白くて小さいからって、そんなあだ名ちゃうかった?」
「あぁ…米粒じゃなくて白米や💢」
「変わらんがな…お粥みたいになりおって…」
「コ○すぞオッサン…」
「小声で言うな、不気味な…ところで今度の彼氏はなんて言うん」
「Rコー、めっちゃカッコよぉない?」
「鶴光の身内か?」
「ソレ、なんかイヤ」

「Rは分かるけど、コーってどんな字なんやろ?」
「コーセーのコーやで」
「どのコーセーやねん、分からんわ」
「ニンベンじゃなくて…棒書いてチョンチョンってして…」
「それは平仮名の「に」じゃないのか?」
「違うわ!そんで横線書いて…」
「とても高校生とは思えん説明やな」
「理解力ないんか💢」
「オレかい!」
「そんで下に星みたいなんあるねん」
「もういい…どうせ覚えんし」
「なんで聞いてん💢」
後で考えてみたら
恒星の事を言ってたんでしょうか?
理解不能でした