似てるを認めないJKM | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

いつものJKミキちゃんとの会話です



「こないだ相合い傘した子おるやん、マジカッコよく見えてきてん」

「おー、おったなぁ~好きなんか?」


「うん…」

「付き合ってんか?」


「ううん…まだ」

「じゃあやめとけ…」


「なんでよ~」

「付き合ったらすぐケンカするやん」


「そやねんなぁ…なんか一瞬でキライになる事あるねん」

「そんなに好きでもなかったって事やん」


で、たまたま時間調整に止まった時に

「写真みる?」

「ほぉ、見せてみ」


「こんなん」

「ネコ耳ついとるやないかい!」


「じゃあコレ」

「目ん玉気持ち悪いって!加工してないヤツないんか?」


「えー?」

「なんでもかんでも加工してたら元がわからんっちゅーねん」


「あ、この真ん中ミキ」

「ん?どれ…ってドレが誰やねん!」


「ちょっと待って…あ、あった」

「彼か?どれどれ…デッカいな…」


「178cmやったかな?」

「オレよか100mmも高いな」


「100…てか何でミリやねん」

「さぁ?なんでやろ?」


「イケメンやろ?」

「そやな、ちょっとオレの学生時代に似てるかな?」


「やめてよ!」

「キライになってまうやん」


「どういう意味やねん」

「ん~~ホレ」


と、この写真を見せました



「だれ?」

「いや、だからオレ…」


「へー…昔はカッコ良かったんやなぁ…昔は…昔の老犬さんやんな」

「昔を連呼するな!な?似てるやろ?」


「似てないわ」

「いーや、似てる!その子も50年経ったらこうなるねん、あー若返りたいわ」


「やめて…そんでそんな短い髪にしたん?」

「ん?コレは竹内涼真にしてって言うたらこうなった」


この時の話な



「い?ホンマに言うたん?竹内涼真に謝った方がいいで」

「いや、竹内涼真知らんみたいやったからタラちゃんでいいですって言うた」


「マジで言うたん?」

「言うたよ?」


「くくく…ワハハ!やめてぇ〜ワハハハハ…チビるぅ~」

「笑いすぎやで…自分…」



そうして

笑いながら彼女は降車していき

静かな車内となりました