ウキウキのJKM | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

土曜日の朝一番のバスに

JKのミキちゃんが乗ってきました


土曜日なので私服です

「おはよー」

「おなよ…デートかね?」


「うん、Wデート」

「おー、楽しそぅやな」


「ほら中学の時に老犬さんが胸ないから男の子と間違えた子」

「毎回説明せんでいいから」


「その子が彼氏出来たから…でもミキ彼氏おらんねん」

はぁ?なんですと?」


「やっぱり別れてん」

「じゃあ誰とデートやねん」


「ちっちゃい時から知ってる子」

「ややこしいな」

「それはそうとミキ駅前でアグラかいて座ってた?」


「ん?駅?駅のベンチとか?

「地べたで」


「駅前の地面って事?そんなトコ座らんし、なんで?」

「いや、ミキに似た子が座ってたから」


「女の子?いくつぐらい?」

「高校の制服着てた」


「パンツ見えるんちゃうん?見てたん?」

「いや、それは知らんけど」


「ミキそんな事せんよ」

「やんな、そう思うけど」


「え?もしミキやったら注意しようと思った?」

「うん、思った…でもミキそんなんせんやろうとも思った」


「ふーん…なんかありがとう」


その時にまた利用者さん乗車です

「おはよー!(にこっ)」

「はい、ヨロシクお願いします」


おはよー!満面の笑み」

「耳元でうるさい!」


「ミキにも言うてよ!」

「言うたやないか」


「寝言より元気なかったし」

「う、うるさい…」


その後もデートの予定や

バイトでの事

友達の事を話しながら


駅に到着

ありがとうと言いながら

他の利用者さんに紛れて降りて行きました


20分後

もう一往復するために駅に着くと

また彼女が乗ってきました


「なんや、やめて帰るんか?」

「ちゃうよ、傘忘れてたから」


「あれ?気がつかんかったな…今日は傘要らんやろ

「ホンマに?じゃあ置いて行こかな…預かっていてくれる?」


「イヤだ、もし降ってきたらオレのせいになるから」

「もし降ったら相合い傘するよ」


「おー、それもえーなぁ~」

「なんで老犬さんが興奮してるん?ミキは気まずいのに」


「あれ?ホンマや、なんでオレが喜ばなアカンねん」

「ホンマに、誰目線やねん」


「うるさい!まぁ楽しんでおいで」


そうして彼女は友達のトコに行きましたが


ただ今、絶賛試験中のハズです