そのクレームに待ったあり | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

数日前に

観光で訪れたらしい方から

クレームが入ったそうです


その内容は

バスが好きで写真を撮ってたら

「オレの写真を撮るな!」


と、運転手に怒鳴られた

せっかく遊びに来たのに

気分が台無しだ


と、いうもの




老犬もそれを聞いて

写真ぐらい撮らせてあげたらいいのに…


と、思ってました


ちなみに

メインの駅前で写真撮る方は

けっこういらっしゃいます


新聞社の方もよく来られますし

「ドア閉めましょか?」

などと協力もします



その怒鳴りつけた運転手に話をきくと


駅前で横から後ろから

数枚写真を撮った後


バスの目の前

数メートルの所から写真を撮った

との事です



これは老犬です


だったら

怒り方間違えてます


実は駅前は発着点ではなく

通過点でしかありません


とはいえ

駅前なので、誰もいない時でも

停車してドアは開けますが


時間になれば発車します

下り線で1分程度(←時間に余裕あり)

上り線なら数秒です(←ほとんど遅れてる)


それを

発車間際のバスの前に立ちはだかり

なかなか乗って来てくれないとなると


ソコを怒れば良かったのに…



ちなみにプロの方は

丁寧にオコトワリをしてから写真撮られますし

ほとんどの方は

バスがホームに入る時に前の写真を撮り

降車してから後ろの写真を撮られてます


結果…

どっちもどっちですが

クレームつけた側は

何も悪くないと思ってらっしゃるのでしょうね


って考える老犬は間違ってます?



その数日後

大島線乗務中に

やはり駅前で写真を撮り

話しかけてきた外人さん


ナニ喋ってんだかサッパリ判りませんが

トルキーミュージアム

と単語が出てきたので

やぁ!ぷりぃずらいどいん


と、間違ってるであろう英語を駆使し

一旦乗ってもらいます


大島線のバスは



ハイエースのワイドロングです


その外人さん

どうやら助手席に乗りたいらしいので

後部から助手席に移動してから

発車です


さらに走り始めたら

ハチマキとハンドタオルの間ぐらいの大きさの布を取り出し


前に置いてもいいか?

みたいな事を言うので

しゅあ、おーけぃ


と言うと


吸盤でガラスに貼り付けやがります



前のミラーが見えなくなりました


自分でOK出したんだし

ま、いっか…


と走りながら

カタコトの英語と

カタコトの英語で


ふんわりと話をしてます

そう、その方はトルコ人です


話が通じないと思ったのでしょう



撮影に使ってたスマホを

翻訳機能に切り替え

町の人々はトルコの事をどう思ってますか?


と尋ね出しました

ご存知の方も多いでしょうが

トルコと串本は

過去の出来事から友好関係にあり

トルコでは学校で串本も習うそうです


あ、この翻訳機能

話したい事を打ち込むと

日本語の音声で伝え


日本語で話した事を

文字にして伝えるようです


なので

皆さんトルコ大好きです

役場ではトルコの言葉で朝の挨拶をしています


あ、トルコの女性が役場で勤めてましたが

今は結婚なさって子供も生まれ、引退したようです


と言うと

たいそう喜んで握手までしました


その後

しばらく、なんとなく会話っぽい事してましたが

どうもオカシくなってきたトコで

また翻訳機能を使ってくれました


先ほどの翻訳では

あなたがトルコ人女性と結婚したと言ってます


なんでやねん!

訳したんオマエやないかい!


とは言えず

心の中で大声出しました


悪いのは

ボクではなく翻訳機です…よね?