JK直前の女子 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

日曜日


真っ昼間に駅でバスを待ってたのは

久しぶりのミキちゃんです


「どないしたん、こんな時間に…」

「高校の制服取りにきてん、ソコのスポーツ用品店」


「え?まだやったん?入学式いつ?」

「明日、そんで2日ぐらいしたら一泊でなんかあんねん」


「自己紹介と親睦やな…どこ行くん?」

「○○の家」


「ふーん…って、歩いて行けるトコやん」

「そやで、家帰るっちゅーねん!」


「まぁ…遠くから来る子もおるやろしな」

「それよりさぁ…ミキちゃんとお金払ったんやから、他の人みたいにフツー元気よく挨拶するんちゃうん?」(←高校生から有料)


「ん?してなかったか?」

「バスの中から、あれ?ミキやん、久しぶり〜!みたいな顔で喋ってた」


「それを言うなら顔に書いてあったや」

「とにかく言うてない!前にみんなには愛想いいって言うたら、みんなはお金払うからやとか言うてたからな!ミキも払ったで」


「要らん事はよぉ覚えとんな…」

「だってミキ、誰かさんと違ってボケてないもん、だいたい§№€⁇⁈¤∆¶‰!」


「相変わらず怒ったらナニ言うてんや分からんわ」

「スッキリしたわ、それとな…」

「……?なんやっけ?」


「知らんがな」

「あ、なんかいっぱい声かけられてんけど、なんで?」


「ナンパされたんか?」

「ナンパとか言いなや!いやらしい!」


「ナンパがいやらしいのか?ほななんて言うん?」

「口説かれたとか?」


「そっちの方がイヤやな」

「じゃあ落とされた?」


「どこからやねん?ナンパでいいねん」

「そら老犬さんみたいに色んな経験してるとそうかも知らんけど、ミキにはいやらしい事やねん……色んな経験してるん?」


「そりゃミキの4倍は生きてるからな」

「出た出た、おじいさんが言うヤツ」


「おじいさんにしか言えんからな…」

「って誰がジジイやねん!」

「ジジイとか言うてないし」


「ミキ、今年の目標は言葉遣いちゃんとする!」

「高校生でか…ムリやな」


「なんでそんな事言うんよ、自分はできるけど他人はムリとか決めつけて!」


「そういうトコ、直した方がいいで」

「なんかまた地味に怒られてる…」


その時

彼女の近くの男の子が降車しました




実は以前、目黒蓮に似てる子がいると

彼女に話した事あります


「あの子ちゃうん?前に言うてたイケメン」

「うん、そやねんけど…」

「目黒蓮は言いすぎたな」


「そやろ?あれМ君やねんけど、イケメンでも目黒蓮までいかんし」

「なんか少し似てる思ったんや」


「この辺に別の目黒蓮が引きこもってるんか思ったわ」

「うん、スマンの…」


「でも確かにイケメンやな」


と、いろいろ話しましたが

本番直前にもらった制服


試着のヒマもなしで

大丈夫なんでしょうか?