仕事、一言で朝早いと言っても
早い番の中でも運行路線によって
時間は違います
その日は一番遅くていい日でしたが
事情があって
30分早いバスに乗る事になりました
その早いバスとは
おなじみミキちゃんが乗るバスです
「おはよ…」
「おはよ〜なんかいつもより元気ないやん」
「ん?そうか?ホンマは○○さんの番なんやけど、具合悪くて朝だけ代わったんや」
「ふーん…それって寝坊ちゃうん?」
「具合悪いって事にしといてくれ」
「ミキが叩き起こしたるわ!」
「もう来てオレの仕事してると思う」
「老犬さんはホンマはいつなん?」
「明後日やな」
「ミキ明日明後日明々後日っておらんねん」
「なんやまた家出か?」
「なんでやねん!しょくばけいけんやねん」
「また肥えたんか?」
「太ってないわ!え?どういう意味?」
「どうって食事制限やろ?」
「職場経験やっちゅーねん!耳クソ取れや!」
「職場体験の事か…」
「ちょうちょう…」
「町長?」
「ワハハ!今のはミキが噛んだ…ワハハ!」
「ワロてんで…」
「町長やて…ワハハ!」
「歯くそ取っとけ!そんでドコ行くん?」
「子ども園、だから朝のバスじゃ間に合わんから親戚んチ泊まるねん」
「それで家におらんって事やな」
「うん、朝ミキに会えんからって泣きなや」
「いや、ナニすんか知らんけど子供泣かすなよ」
「ホンマそれ、ミキな、親戚のちっちゃい子供と話してたらクソババァとか言われるから、こ○すぞクソじゃり!とか言うてしまうねん」
「子ども園じゃなくて他行った方が良かったんじゃないか?」
「そぉ?ミキ子供好きやねん」
「そぉは聞こえん…」
「まぁ老犬さんも頑張れよ!」
「おぉ!ありがとう!」
と言って降りた彼女は
やはり大きくなってる気がしますが
それは言えません…